あなそれ録画し忘れたので、ティーバーで視聴。
考えるところの多い最終回だった。
いくえみ綾はいつも「そこで終わり?」っていう感想が多いからあまり期待してなかったけど、結構しっかり終わったように思う。
浮気妻も、浮気された夫も、浮気された妻もそれなりの落とし所。ただ有島。奴が天罰を受けてないのが終わって翌日もモヤモヤしていたけど、そういうもんなのかもなぁ。とも思うようになった。天罰なんてそうそう下るものではなく、パートナーを愛し続けるという、自分なりの正義を貫くことを課せられた、浮気した夫。
軽く衝撃だったのが、親友が眼科医とくっついたこと。あの子とバツ3をくっつけたセンス。最後に吐いた名言も外せない。昔好きだった相手は、当時のわたしが好きだった相手。それは今現在の世界には存在せず、幻想、妖精のようなもの。ずっと消化せず心の中でゴロゴロしがちなことを、うまく昇華させる考え方だと感心した。歴代好きになってきた人は、その時のわたしが好きだったに過ぎない。わたしも変われば、その人も変わる。今の世界にはもう存在しない感情たちなのだ。

観てた中で結局一番見ごたえがあったかもしれない。原作のマンガがどうだったのかも、読んでみたい。

夏のドラマは何がおもしろいかなぁ。山崎育三郎はダントツで気になる。
火曜22時はやっぱりここ数年外せないよね。