たぶん2時半ごろの授乳が終わってずっと井上さんのことを考えていた。やっと寝直した3時間ほど、井上さんの夢を2本立てで見て幸せに目覚める。
なんだか、そんなに好きになってしまったんだろうか、わたしの心を勢いよく占めていく。いつの間にか、引き返しにくそうなところまで来ている。

夜中に、土曜のあれ、女の人と話しているのを避けて教室の出口まで行ったあと、そういえばすごく早く出口まで来たな、と思ったりしていた。そしてわたしの後ろから、夜の予定らしきものをわたしの隣にいた男の人に話して出ていった。わたしは出て行っちゃった、と思ったから、後を追うように出たのにいなかった。お手洗いっぽかったので、図書館の入口で見るともなしに資料を見ていると、さよなら、と後ろから声がした。声の向かう方に振り返ると、井上さんが帰りの挨拶をしてくれていた。さよなら、と答えた。すぐに井上さんは帰っちゃった。

今日は図書館に行った。
もうあんまり行く必要がないのに、あの人のかけらを探して来てしまう。今日も名前はなかった。
この調子の試験はヤバイ。脳内花畑。でも今日の過去問の調子はよかった。意外と相乗効果?

トップオブザワールドが気分。
恋をしたときの歌だったんだな。
一緒な目標に向かってるのがいいし、あなたに会えるときには好意を伝え続けようと今日は思っていた。そんな幸せはないと思うから。