脱・依存で張り切っていた今日。

朝はほんとうに胸のあたりがしんどくて、行くのが怖く感じるほどというか、エルトン・ジョンの聴きすぎなのか、それでも、午前中いっぱい今のわたしの精一杯でがんばった。

 


給食後手洗い場で軽く見かけて、わたしは歯磨きに行ったのだけど、その後先生はトイレに来たかもしれない。期待もあるのかもしれない。

結局昼休み、ちょっとゆっくりしていたら、そこでやっと顔を合わせた。

こんにちは〜と声をかけながら入ってきてくれて、すみません、ラインもらっちゃって、とやたら大きい声で言う。職員室には、男の事務員さんと、男の先生。なんだろう、わたしへの公にしようという牽制か、それとも先生的なマウントか?とか思ってみたり。ガラガッシャンと物を落とす男先生。そちらを気にしつつ、わたしは、ずっと決めていた、結局、口出ししてしまってすみませんでした。という言葉をできるだけ誠実に伝えてみた。先生は否定はしなかった。何て言ったんだったっけな。どうして先生の言葉は残らないんだろう。ちゃんと聞いてるんだけどな。今日は元気にしてますか、と聞くと、そうですね、朝と4時間目ちょっと行ったかな、というので、そうですかちょっとですか、がんばってますねと顔を晴らすと、いやがんばってはないんですけどね、というので、そうなんですか、と返した。話はそれで十分みたいな感じではあったけど、男先生が先生に話しかけにきて、そっちに流れたなと思っていたけど、男先生のプールの話題に笑えてしまって、2年洗ってないプールの生態の悲惨さをおかしく言うので、横で聞きながらケタケタ笑ってしまった。そうして職員室を出て行ってしまったけど、もしかしてこれは、先生お得意の誘導で、その先生を職員室から出したのでは。とか思ってみる。

 


5限の歯科検診は先生微妙だったけど、わたしはとにかく違うことを考えられるようになりたくて、自分の依存による行動や執着を感じる時、必死で現実にしがみついた。結果それとの男の事務員さんの話題を優先したことによって、自分を守った。今日はいつもよりは多くの人とちゃんと関われたような気がして、楽しかった。

自習の教室に戻った先生は、皆が静かなのを褒めた。間接的にわたしも。本のことを告げて去った。

隣の教室に自習監督を移動して、先生のクラスの子が泣いているのが聞こえた。助けようと思っていたけど、直前で泣き止んだ。わたしはその子にも先生にも、心の中でエールを送った。先生はもしかしてわたしが入りやすいように、放置していたのかもしれない。なんてとこまで考えた。引き裂かれるような思いがしたけど、これを越えたら先生のためになると思った。

 


先生も依存しているのかもしれない、わたしに。