特に何もない。

だけど胸がなんだか疼く。

いつの間にか冬休みももう目の前、あっという間に学校での美しい時間は過ぎていく。

 


体育の時の、先生が跳び箱を跳ぶ姿や綺麗なうなじ、腕、引き締まったお尻など、子ども達には悟られないように、でも舐めるように先生を見てしまって、そのうち先生も寄ってきてくれるような錯覚を起こし、わたしも臆せず、体育の時の先生はガン見することに今日した。それで浮かれているんだ、少し。話しちゃったしね。

下校の時も、時間がなくて焦る先生に声をかけて、今日は頼ってくれた。頼ってもらえた。助けたい気持ちが伝わっただろうか。

それで気分がいいのだな。