昨日は夢うつつであの人のことが浮かび、寝ては覚めての浅い睡眠。
直接会った日の夜はこうなる。
挨拶をしたことや、顔を少し見ただけなのに。話したりした日には、もっと焼きつくに違いない。

寝不足から今日は昼寝をした。
塾の人よりあの人がいいという、夢というか無防備な脳の本音というか、そんなのを見た。その後も恋しく思って少し辛い。画像を消したせいかもしれない。

ボク運を見ると少し元気になる。
新しいことに向かう元気。
運命に向かう喜び。
新しいあの人は、すぐイメージがぼんやりする。もっとはっきり顔が見たいなあ。名前も知りたい。塾が終わるのが、今から寂しいと感じる。

先走りがすぎるわたしは、それでも、不安に思うことがある。
例えば運命が転がっていって。
恋愛に発展したとする。
そして相手が、わたしに離婚を求めたりしたら困るのだ。
そんなオジサンみたいな人間になってしまったのだな、とシャワーを浴びながら思っていた。
恋愛のおいしいところだけ。
そんな風にはうまくいかない。
わたしだって、思いの外のめり込んで、やっと落ち着いてきた家庭がまた乱れてしまうかもしれない。
リスクを負っても、一瞬の恋をしたいと思うのかな。この恋は必要なのだ、あの人を忘れるために。
だから恋のままがいい。けれど会えなくなる前に、繋がる方法を焦っているのだ。会えなくなれば、連絡を取れる手段もなく、やっぱり気持ちは覚めていく。
とりあえず名前を知りたいの。
連絡先を聞かれたいのだ。