今日は待ちに待った校外学習。

ヘタしたら全く顔も見ることのなかったスケジュールが、今朝になって意のままになっていた。出雲大社のお守りは大変利き目があるので、今後も肌身離さず持っていく。

 


先生のクラスにつくことになって、内心デレデレし顔を盗み見し、極めつけは先生が欠伸をしだして、ウトウトしてる横顔は全力で見たよね。

先生、寝た。かっわいい。

 


夜の飲み会は、いい席になれなかった。

一度座ったことのあるような人は、正直飽きてしまうよね。校長先生がちょっと新鮮だった。

蒸気していく先生の顔を、美しいなと思いながら半ば欲情してチラ見しており、でも、今日は全然話せなかった。目は方向的にチラチラ合いはしたけど、全然。

そのかわり、というか、帰りに外で一息ついていたら高橋先生が隣に来てくれた。手を出しながら今日の挨拶が当たってしまったことを詫びてくれたのだけど、あまりに手を出すから、その手を取りそうになってしまって、いや手を出すわけにはいかないとこらえつつ、酔って判断力が鈍ったまま、触ってもよかったかななんて思ったりした。手をとって、送ってもらってしまいたかった。

わたしも後ろ髪引かれるからあなたかあの子に連絡をとってしまいたくなった、高橋先生もわたしを送りたいと思ってくれただろうか、終わり際、触れた肩が、何か意味がある気がしていたけど、先生のメッセージなのだろうか。あぁ、送って欲しかったな。そして、早々と送られてしまったあの子は、誰に送られたのだろうか。イケメンの先生方と飲むには強いくじ運が必要だ、今日はでも宮本くんもあまり楽しくなさそうに見えた。わたしが一緒だったら、気持ちよくしてあげたのにな。高橋先生だってそうだ。もうちょっと、三宅先生が声かけてくれるの遅かったら、どうなっていたかな。いやかなりありがたかったのだけど。送ってもらってみたかったな。