年明け初日はまあまあの対応だった。

朝の職員室であの子がわざわざ振り返り、明けましておめでとうございます、と挨拶してくれた。皆にそうなんだろうけど、無視されるより、嬉しかった。

帰りは思わぬ下校指導をすることになって、その帰りの車が一緒になった。その瞬間は目をそらせなくて、向こうはどう思っているのか、単に置いてかれたくなかったのか、そんなことを視線に乗せながら、見たくて見つめてしまう。車の中でも、各々の先生の話を聞きながら、目は先生の瞳を待ち構えて捉えた。新年からいいこと、でも、あのT先生が高橋先生を連れて行ってしまったのはよくなかった。高橋先生と、仲良くならなきゃあ、今年は。

 


悩みは解決しない。今日は校長先生にも相談する暇がなかった。

 


旦那とも、絶望的なケンカをする。

さわると目の上が痛い。