今日は気持ち的には落ち着いてたけど、ちょっとだけ凹みやすかった日というか。

先生にも言った、気圧の関係なのかなと思っている。多くの子どもたちが調子を崩したと思われる今日、わたしもなんだか頭がしめつけられるように痛くなった、学校終わったぐらいから。

 


金曜日は2時間目に支援だから早くて嬉しい。

そして業間も、特支の子もやってくるので、そのまま居座りやすいのだ。

今日の国語の時間は、別に何が悪いというのでもなかったけど、子どもが散っていくような感覚で、やばいな、と思うのを、考えられる最善を尽くして引きとめていた。前段階で先生何かしたかな、と思ったけど知る由はない。

授業が終わって、横にいた先生に、業間もいていいですか?と聞くと、あ、お願いしますと苦笑いした。

 


図書館にいくのはいつも楽しい。

ちょっと先生とリラックスした空間で過ごせるからだ。先生も、教室とかより打ち明けた話をしてくれるみたいだ。

今日は人が少なくなってきた図書館で、はぁ〜と大きなため息を聞こえるようについたり、ほんとにどいつもこいつも好き勝手言いやがって〜などとわたしの横を通り過ぎながら悪態をついていた。それは2回言っていた。文句をわたしにぶっちゃけている。安心してくれてるんだなと思う。わたしはどれも笑ってリアクションした。

図書館を出る時に、これは伝えたいと、他の子はとてもがんばってるという話をした。先生はあまりピンとこないようだった。また余計なことを言ったかしら。

 


4限目、5年生のクラスに向かおうとして、ちょっと先生の教室をのぞいたら、Kくんと目が合い、走って飛び出てきた。

思わず捕まえて、教室に戻そうとしていると先生が出てきた。先生もきて、また逃げだそうとするKくんを止めた。先生はそういえば空きの時間だった。わたしが持って、先生が話を聞く形になった。先生は片膝をついてしゃがみ、その時にふわっといい香りが先生からして、ひざまずいてこちらを見上げる先生の顔を見た。間近で見る先生の顔。眉毛、手入れしてるのかな。ナチュラルに生えていて、そのままでこんなに形ちょうどいいのかなと、黒々した眉毛をしげしげと見る。先生の肌。ツヤがあって、目の横の皮膚がハリがあるのは若さしかないなと思う。その美しさを見たところで、悪くて視線を外す。Kくんの事情を聞きながら、背中をさすり、先生がわたしにひざまづいているような時間を過ごしていた。

Kくんが戻るので、先生に任せて5年教室へいく。

 


今日の5年生の荒れ様もすごくて、わたしがいても手に負えないぐらいになってきた。困っていたら校長先生が来た。おかげで収束していったけど、落ち着いた頃に先生が横切った。わたしは嬉しさで先生をガン見してしまったが、先生はわたしの向こう側を見るように、視線を外していた。先生の視線外しは白々しいのだよな。こっちを意識してるのが伝わってしまうのだ。顔はわたしの方を向けながら、目だけ避ける。校長も支援に入ってるのを見て、通り過ぎていく先生は、去り際確かに笑っていた。それにはどんな意味があったのだろう。自分のクラス以外にも、困難があるクラス運営を見て笑っているのか、それとも、校長がまたわたしを助けていることに笑ったのか、なんて思っていた。あのバタバタの時に、もし先生が先に通っていたらどうなっていたんだろう。先生はあの状態を見たことがあるのだろうか。

 


給食中、今日もアレルギーの冊子を持ってきた先生は、まあ今日はわたししかいなかったし、ナチュラルにKがあの後は寝てました、と話しかけてくれた。ぐっすり?という問いには答えを濁した。先生は見回りをしていたから、詳しく分からないのかもしれなかった。6年生のSくんも珍しく調子が悪かったから、気圧とか?と言ったら、気圧の話なのかなと呟きながら去っていった。少しでも気が楽になったらいいのだけど。その後は教頭先生に、算数で間違っていたことを弁解していた。

 


帰りはニアミスをして話せなかった。

Sちゃんは面談だったのだろうか、あの時主任の先生に呼ばれなかったら、先生は何の話をしてくれただろうか。