宮本くんの夢をよく見る。
ほんとによく出てくる。
昨日は少し変わった夢。
宮本くんの子どもがもうすぐ生まれるという夢だった。わたしはわたしで、人工受精で高橋先生の子を妊娠するところだった。
彼女が彼の子を生む、それを宮本くんは待っている。それを複雑な気持ちで励ましたり手持ち無沙汰な彼に話しかけたりしていた。
わたしは好きな友だちができていたりした。
全てのことは昨日の親族の忘年会で溜めたストレスが見せたものかもしれない。
こう、スマホを触っていると、自分のことばかり考える脳が発達するばかり。軽減したい。
あの人の夢もこないだ見た。
報われない嫌な気分だけが残り、わたしはもうあの人に会うことは望んでないのだなと知った。
その日の朝は、先輩が受けた仕打ちを、わたしにそっくりそのまましてると気づいて、ひとつのメッセージを受けたような気持ちになり泣いた。ずっと与え続けられたこの辛さは、先輩のそれと一緒なのだなと思った。これを先輩は望んでいたのだと思った。