寝不足か、雨か、この状態は何と名前をつけられるのだろう。恋か?うつ病か?病的に、ひとつのことしか考えられない。

 


入れないと思っていた生活が入れそうになり、教務の先生などの目を避けて、そういう後ろめたいことも続けていいものか、でも今日も逃げるように北校舎一階にくる。そして何事もなかったように、何食わぬ顔で、支援に入るのだ。

 


生活は何とか役には立ってただろうか。

まちたんけんの説明で、大好き、大好きな人がいる、だとか、大好きというフレーズをその1時間中に多用する先生。またディズニーランドって言った。先生好きなんだなー。わたし文化ないからわかんないや。松島水族館で白目をむく先生。Sちゃんに辟易してるのだろうか。あっちのKくんやこっちのMちゃんにも。

Sくんについていたら、先生が後ろにきて、のぞきこむようにわたしとSくんに近づいた。わたしは最近つけているいちおしのバラの甘い香水が、もっと香ればいいのにと思った。Aくんについていても、最近近づいてくるんだな。距離が縮まっているのは嬉しい。

 


終わって、音楽もですかみたいなことを聞かれたので、あてにしてくれたのは嬉しかった。

 


手遊び、先生は子どもばかり指名して、わたしを呼ばなかった。終わってみて、特になんてことはない音楽だったんだけど、出だしに先生が好きな音楽をかけるって言って、カントリーロードで、これを好きって言っちゃう先生が可愛いすぎるよなぁと思いながら流していたんだけど、帰ってからもう一回聴いてみて、結局は故郷に帰らないという歌であることに気づいた時、泣いてしまった。カントリーロードで泣く40歳。先生、いてくれようと思ってるのかなぁ。たぶん帰るんだけど、今の気持ちだと受けて、泣いた。