今日は何だか、意気込みが強すぎたのか空回り気味というか、結局宮本くんがそうでもなくて、普通の日。だけど大事な1日。あと3日会えないところだったんだもの。本当に、合わせられてる方だと思う。

 


あと1ヶ月しかない。

と思う。

 


最近、少し妄想がひどいかしら。

わたしが具体的に想像できてしまったことが、本当のことのように、なり過ぎてしまってると感じる。宮本くんはわたしのことが好きで。その気持ちを隠していると。

 


今日も、朝一教室に入るとKくんが大好きだと2回言う先生。わたしに言ったわけではない。だけど、この土日、先生に大好きって言いたいと強く思っていたことが、先生の口から大好きが出たので、通じていると思ってしまった。

音楽の時の鍋なべだってそうだ。6人のマジックナンバーをまた指定してきたのは、やっぱり先生も手を繋ぐつもりがあると思ってしまった。

 


先生もわたしも、今今を過ごすことでいっぱいで、音楽の後せっかく2人になったのに、みんなコロナじゃなくてよかったことや、でも5連休になると思ってちょっとゆっくりしようと思ってたことを言って、先生も本調子じゃなさそうなのをねぎらえればよかった。

透明のガードに先生がストレスを感じていることや、アイパッドが残ってないかの、やっぱり事務的な話をして、先生を先に帰した。お疲れさま、と思わず言ったけど、今日は結局それ以降会わなかった。

 


好きな人に、自分の好きなものを好きになってもらいたい。

好きな人の、好きなものを好きになる。

 


そんな言葉ひとつに、大きく振り回されてしまう最近。ネットの検索も拍車をかけてしまう。

 


宮本くんが、きっと好きだとアピールしてくれていること。

読書。コーヒー。ピアノ。

 


わたしが宮本くんに影響されたこと。

進撃の巨人。うさまる。ココアあげぱん。

わたしは隠している。進撃の巨人ぐらいだな、公に見たって言ったのは。

 


好きな色が白、っていうのは、昔からわたしは白が好きだと言っていて、ちょっと珍しかったから、同じで嬉しかった。二色目が青なのも一緒。

 


宮本くんの好きなものってなんだろう。

あんまり知らないな。甘いものは好きみたいなので、食べてくれるものなんでも、あげてしまっていた。そうか、数少ない共通項をわたしなりに広げようとしていたのだな。

カントリーロードもそうだ。好きな曲、と聞いて、わたしにとっても大事な曲になった。

 


大事な人の好きなものを、否定する気持ちと、大切にする気持ち。わたしの好きなものの方が、優れているという思い。隠れた、強い知ってほしいという気持ち。

 


宇宙兄弟でもきっかけに、何が好きか聞きたいな。ああ、でも、池井戸潤が好きみたいだったな、あれ、わたし苦手なんだよな。将棋はほんとは覚えたいのにな。結局習うなんてことはなかった。そういえば宮本くんが好きというものに、入りこんで聞いたことはなかった。恥ずかしいから。聞かれて嫌だと思うことを聞きたくなかったから。

 


知らない。宮本くんの好きなもの。

好きなところ100なんて贈りつけたくせに。

想像上でしかない。

運動。人並みに漫画やアニメや映画。

丸いかわいいもの。優秀な人。また逆に不得意がある人。グラマーな人。また逆に幼い人。ちょっと落ち着いた年代の人。

 


わたしの好きなものも、自分でよく知らない。

というか、宮本くんが知っているわたしには全然入っていないのだと思う。

紅茶コーヒー、というか好きな食べ物は飲み物だと答えるぐらい好きだというのは変わっていない。コーヒー豆を買いに行くという情報だけで、わたしが飲み物にこだわっているのであって、コーヒーに特化して好きなわけではないということはきっと知らない。

読書好きなわけではない。勉強は好き。

運動は積極的にはしない。美と健康のためにちょっと取り組む。

食べ物には本当は興味がない。生きるために食べている。

本当は、本当のわたしは、今は作っているんだ、と後ろめたく思っていたけど、そういえばこんなだったかもしれない。

結婚してから怒りっぽくなったけど、そういえば今の旦那とつき合う前は腹が立ったことなんて少なかったかもしれない。人に執着はあった。それはきっと意識しないといけない欠点なのだ。

 


もしかして、わたしはわたしを取り戻したのだろうか。宮本くんとの出会いによって。

 


今月の詩かな、あれ、よかったな。

出会えて、ありがとうっていう。

ちゃんと覚えるまで読まないと。

 


それにしてもね。

給湯室に追いかけて入ってくるとか。

気がなかったらしたらだめよ。

あれ宮本くんだから成り立つしね。

他の人がしたら怖いだけだから。

 


それにしても。

宮本くん、最近怒らない。

なんていうか、わたしを見てるみたいな感覚がちょっとある。真似なのか、似たのだろうか。

 


うさまる好きアピールはなんなんだろう…。

 


明日は好きって言うチャンスあるだろうか。