先生のことを考える時間を減らそうキャンペーン。

 


ちょっと、侵蝕が辛くて、日常生活が成り立たなくなると思って。先生には原因がない。わたしに原因がある。

 


今日は大人しく3、4限は1年生に入るつもりだったのに、特支の支援のほうには行かなくてよくなったということで講師の人が戻ってきたので、いそいそと先生のクラスに向かった。

 


この時間は一応申告してるので、ぺこりとだけして教室に入る。織姫と彦星がラブラブだという話をする先生。先生の口から聞くラブラブ。これはいいところに来たとわたしも気合いが入り直る。

今日はKくんが調子悪いみたいで、長く付いていた。皆と同じスタートがきれないのを解消しようとしていたら、ずいと先生がやってきて、丁寧に教えてくれるのだけど、圧迫感を感じるくらい近くて近くて、なんだ、今日のわたしの白シャツコーデが珍しくて寄ってきたのか、近い近い、息を吸い続けているし吐けない、しんどいです、みたいになっていた。ちょっとオラオラモードの宮本くんに、焦って非常にうろたえる。わたしが消しゴムをかけるか何かした時に、手がぶつかった。久しぶりに触れた気がする。わたしからだった。それだけだったけど。

 


4限目が終わって挨拶すると、朝から調子悪くて、とちょっと弱音みたいなのを見せる。寝てないのかなとか言うので、そっかぁ、そうかもしれませんとかぼんやりしてる子ちょっと多いかなみたいな相槌を打った。

 


1年生の給食の世話が済んで、職員室に給食を取りに戻っていると向こうから宮本くんがきた。

寄り合う雰囲気だったので、どちらからともなく話しだした。どうですかねみたいな話しだしだっただろうか。後ろから来てた教務の先生が通りすぎた。いつも宮本くんの話を遮っちゃうのをすごく気にしていて、今は聞き役に徹底、とわたしから話し出すのをこらえた。先生は、わたしがいつも話とっちゃうから悪いのか、本心を話すのがちょっと苦手なのかなと感じる時が多くて、ちょっと話しだして、そのうちやめてしまう印象だから、なるべく短時間でこちらから言いたいことを言ってしまうスタイルになってしまっている。

Kくんの調子の悪さと、Sちゃんが今日落ち着いていること、まあMちゃんが休みだし、と言ったり、そこでSちゃんはKくんもあんまり好きじゃない情報を伝えると、そうですね、と知ってる感じだった。嫌なこと聞くだけで気が済んだらいいなと思って、と言い、それですれ違っただろうか。

職員室で日誌を書いていたら先生が入ってきたので、明日の2限目が空いていたので、先生、と声をかけて、入ってもいいですかと聞いた。ついでに後で会ったら言おうと思っていた、Kくん(通常学級じゃ)厳しいですよね、と話しかけたのに対して、それがそうでもないリアクションだった。横に止まるでもなく通り過ぎられてしまった。

あれ〜なんか忙しかったかな、とわたしもあまり気にしないことにしたけど、一度出ていってまた戻ってきた。ちょっと気にしてだろうか。

そのお昼休みにKくんの周りで騒ぎがあったり、音楽は最初ピンチで、先生に音楽の道具を預かって皆を連れて行くことになったり、虫退治を先生に任せてみたり、CDが壊れたとキメ顔の先生にウケたり、終わりにはさっさと行ってしまった先生を寂しく思ったり、いろいろあった。

明日は2時間目だけ。少しでも楽しいといいな。