週明け、なんだか先生が眩しすぎて辛い。

 


朝、机に付箋が返してあって、キットカットが置いてあった。このキットカットは家宝にするのじゃ。

4つ中3つも丸がついていて、受け入れを感じて嬉しくなる。国語入らないのどうしてかなとは思うけど。付箋におはようございますって書いてある字までかわいく見えて苦しい。わたしが朝見ると思っておはようございますなのか、これいつ置いたんだろ、今朝でもいいけど金曜の帰りだったらもっといいな、わたしの机の上で燦々と輝くキットカット。いちご味の、方言が書いてあるやつ。

 


4限目は空きになってしまって、ボディパーカッションちょっと見に行けたのではとも思ったけど、合同だったみたいだし結果よかった。あれも空きだったのに行かなかったみたいだ。なんならちょっと見れたし。皆の前でお手本をする宮本くんとか。

 


4限目が終わると宮本くんが職員室に戻ってきて、それまでしていた読書も急にぎこちないものになり、ギシギシと動いていたら、横に来てくれた。こんにちはと切り出し、誰に聞かれても疑われようなくはっきりと、これまでのSくんの様子と、5限目の要点みたいなのを教えてくれた。珍しいな。これがA型モードなのか。たくさんいれてもらってありがとうございます、と、いやらしくお礼を言った。

 


5限目はなんだかひたすら照れて、そういえば今日はずっと不安のような何か心が怯えていて、どうせあれがくるかもしれない、入れても寂しい思いをする日かもしれない、なんて予防線だらけで、それがとりあえず無く安心からくるのか、ニコニコヘラヘラ、先生を見ては俯いたり、ちょっと話せばデレデレして、自分でもいつもの調子と違うなと思っていた。

チョコのお礼も言わなかった。でもそれは先生もそうだし。

先生も5限は気がはっていたように思うけど、休み時間ぐらいから伸びたりしだして、6限もちょっといていいですかと言ったら、はい、と言ってくれた。ほんとどう思ってるんだろうな。あんまり嫌そうには見えなかったんだけど。変なテンションになったり頭皮を持ち上げたり、リラックスしているような、緊張からくる行動のような。

 


ああ、好きだなぁ、一緒にいたいなぁ。

明日は朝一のみ、オトナな自分でがんばらないと。