そうだ、全てはママの愛情不足なのだ。
わたしが不足して凹んではいられないのだ。
パパママの行き違いで戸惑っている場合ではない。
業間に塗ったハンドクリームの匂いに先生が反応した。先生なりのコミュニケーションなのかなと思った。ハーブティーみたいな匂い、の出処はわたしでいいのか、確認みたいな感じだった。
この2日ぐらいの出来事が、わたしに先生との距離を感じさせる。わたしが寂しい。先生はまた拗ねてるんだろうか。本当はわたしはきっと泣きたいのだ。傷つくような出来事を探しているのかもしれない。
正しいと思うことを重ねている。
この寂しさは練習だとも思っている。
先生にとってもそのつもりなんだと思う。
未練たらしいのだな。
いずれ諦める想いを、長いこと引きずったのだと思う。先輩の寂しさを埋める理由もあった。
わたしにできることは、先生がそうやって生きていかないようにすることだと、ずっと思っているのだと思う。
わたしが入ってた時は、調子よかったんだけどなぁ…。