はぁ〜。

放課後の会話は、うまく終わる時とそうでない時、半々ぐらいじゃないの?

 


今日は昨日予約しておいた朝一支援だけ残っていて、3時間補欠に入って正当な4限目はカットされていた。楽しかった1限目、その帰りに4限入れないことは伝えたんだけど、それが2限目か何かはっきり覚えていなかった先生。わたしの4限目は待っていてくれなかったのかな。いつか教務の先生が、先生は決まって支援に入っていることに気づいてないだろうけど、という言葉が思い出された。次くると思われてたのは、少し嬉しくて少しショックだった。先生はその僅かなテンションの低下に気づいただろうか。

 


3匹のやぎのがらがらどんを2人で手にとって、ああだこうだ言ったのは素敵な時間だったけど。

 


5時間目までぎっちり補欠で、1年生の見送りも全然お役に立てなくて、気づけば退勤5分前だった。それに、トイレから出た先生はわたしに気づきながら、教室の方に行ってしまった。

 


わたしは日記を全く書いてないのを盾に、10分ほど残ろうとする。日誌を書いて、木曜の時間割を確認して、特に用事はないけど、朝のお菓子のお礼を言ってなかったし、わたしのチョコをお返ししようと思った。さっさと諦めて付箋に書いていたら、先生が来たので中断して先生を待った。

無言でお菓子を出してくる先生。さっき、CDを探すのに机をちょっと空けてしまった時に、たくさんお菓子が詰まってるのを見ていた。

でもその時の赤や青の包装のでなく、緑の抹茶のチョコをひとつくれた。あの立派なのじゃないんだ、と思ったけど、朝のアルフォートから抹茶と続いたので先生は抹茶が好きなのか聞いてみた。ちょっと微妙な反応だった。もしかして前に同じこと聞いたか、わたし抹茶のお菓子に目がないという話を既にしていたか、というぐらい、ちょっと温度の低い、美味しいな〜って。ぐらいの返事だった。わたしが忘れるとかあるかなぁ。抹茶関連の話といえば、スタバの抹茶フラペチーノを先輩の真似して買っていたというのと、昔ハマって京都の抹茶パフェを食べに行った、みたいなエピソードぐらいなんだけど。

検索してみたら、結構高いやつだった。

とっておきのをくれたに違いなかったのに。

 


今日は昨日の反省を活かして、先生の好きなものを掘り下げてみたんだけどな。抹茶が好きか、という質問は、あまりよくなかったかもしれない。先生はバレンタインをきっと抹茶でカモフラージュしていたから。わたしの悪いとこが出たんだわ。

 


先生が話しだすのも、遮ってしまう。

気がないのを、自分で悟りたくないのだと思う。

あの時、本当はチョコを渡しながら、労ってくれようとしてたんだと思う。

 


先生は、どんな提案ならわたしに乗ってくれるのだろう。どんな先生を知ったら喜んでくれるのだろう。

 


ぐちゃぐちゃだから、やっぱり闇雲にラインなんて打たず、自分自身冷静になった方がいい。

 


要は、5連休の話だな。

わたしは先生の苦労を労ったつもりだった。

それを、先生は、でも皆に会えて嬉しかった、とわたしを責めているように感じた。わたしだって同じ思いだった。先生が皆と言う中に、わたしは入っていたのだろうか。