33w5d。

退院まであと8日。

最終日は10時に出るだけなので、カウントしない。

 


何かの物音で朝起きてしまうのは想定内なんだけど、だいたい病気で入院してる人と管理入院と、分けてくれないかなぁ。

辛いんだろうなとは思うけど、症状の似た人と同室にする方が、共感も持ちやすいじゃない。各部屋、混ぜてある。采配が下手だなぁと思う。

こっちはまた違う体力温存をしなきゃいけないのに、起こされて、眠れなくなって持て余してやり過ごしてるところに、寝息とか聞こえてくると腹立つよね。この腹立ちとか、非常に無駄だと思う。苦しそうにしてても、知らんしってなってくるよね。こっちだって入院してんだ。

 


もしかしてこれが入院10日目の本性だろうか。

うるせえババアとか思ってしまう。

 


意味のないと、自分もまわりも思っているであろう入院だけど、さすがに安静が効いてるのか、出産まで酷くなるばかりだろうと思っていた股関節周りの痛みが、軽減してることに気づいた。

歩くと、ノシッと感じていた体の重みが、軽くなっている。これってよくなるんだー、と思う。他にドケルバン症候群、胸やけ、息切れ、お腹のかゆみのお薬ももらえたし、よくなったこともあった。でもストレスがやっぱり大きい。プラマイギリギリプラスぐらい。

 


一方で、今日のエコーでは赤ちゃんが随分下がって、前はエコーのゼリーがお腹の上で済んだのに、今日は下の毛にかかるところまで進めても、赤ちゃんの頭が映りきらなかったという。そんなに下がってるんだー、とびっくりして、週数にしては下がってますか、と聞いたら、でもこの時期はこのぐらいだと言う。それに安心したけど、数日前の子宮口キック、激しかったもんなぁと思い返す。

この時期ぐらいになると、あと何日、より今何週目の何日か目かが気になるんだな。だからあと何日って表現じゃなかったのか。明後日、34週だ。とりあえずここまでたどり着いた。

 


今になって、病室がのびのびしてることもあって、この思考の日々みたいなのが終わるのが、もうちょっと待ってほしいと思ったり。嫌な人が入ってきたら、またすぐ出たいと思うんだろうけど。

 


旦那への考えがまとまらない。

電話や手紙や、家の寝具の準備は、ある程度評価するけど、わたしが一番引っかかっている、もう興味がないという一点において、何も釈明も証明もしてないと思ってしまう。意地ばかりなのではなくて、電話のタイミングが悪いのも本当だし、子どもたちを構いながらだと、いつもならきっとうやむやになっていったのだと思う。入院に後押ししてもらっているところがあるのだ。だいたい背後に、お義母さんや妹さんの影響が見えて、本人の考えじゃなさそうなところがよくない。それで変わってくれたと思っていると、数日で戻る。ちゃんと自分なりに反省して、わたしがあなたの態度によって傷ついていたと、それを改められるかは本人次第だけど、せめてそうだったのだと、わたしの考えに及んでほしい。そうして、心からの言葉がほしいし、あの寂しかった、すれ違いの日常を改めてほしい。

今日だって、お見舞いにだって来れたはずだ。

比べて羨ましがってるつもりはなかったけど、今日も旦那さんが面会に来てる姿を見て、やっぱりこれが普通だよなぁ、って、なんだか惨めになる。電話に出なかったとしても、来たらいいじゃない。それで出ないわたしじゃないんだけど。

わたしの本当なんて、少しも知らない。

そんなところになんて、興味がないのだ。

そんなところ、ちょっと見せてみてくれたらいいのに。