ついに34週。

ひとつの目標に無事たどり着いた。

あと1週間で退院。なんならあと6日。

出たらもう夏休みも終わり。8月も終わり。暑さは、少しは和らいでいるのだろうか。なんとなくガッカリ感があるけど、それで赤ちゃんが健やかに育ったんだし、わたし自身体調の悪かったところを修復できた感がある。身体の負担少なく、週数を稼げたのだ。大事なことだ。

母子手帳を見てみたら、尿検査が2回ほど、やや蛋白が出ていたようだった。高血圧かもしれないと思ったことも何回かあった、あながち間違いではなかったかもしれない。それも、この入院中の粗食でよくなっただろう。

毎日なんだかんだ、糖分とってたもんなぁ。アイスとか、ジュースとか。この妊娠後期、乱れた食生活をすることなく過ごせたのもメリットだろう。

 


今日はうちの猫が懐く夢を見た。

昨晩はとても静かで、看護士さんの足音も覚えがないし、よく眠れた。たぶん22時から5時までぐっと寝れた。旦那との電話で疲れたかな。

 


前の病室よりひとつだけナースステーションに近いこの部屋は、どうも麻酔を使って治療するタイプの人が滞在しがちな部屋のようで、入れ替わりが激しい。帝王切開の人が手術室に向かったら、すぐベッドが空く。次赤ちゃんと個室に移るためだ。お腹を切るまでの、仮の滞在という感じ。なので新しい人が入ってくるとストレスもあるけど、割と短いつき合いなので、ストレスも軽めである。夜寝るまで、どういう人であるかわからないストレスもあるけど。あとこの病棟には、子宮の手術系の人たちがいる。その人たちは手術になってベッドが動く時もあれば、違う人が手術を終えて入ってきたりもする。麻酔の術後は少し騒がしい。点滴をたくさん打つみたいで、それが切れた時のテロリテロリといった音が頻繁になる。なかなかこないと、ずっと鳴っている。またその後は吐き気やなんやあるらしく、しんどそうな声が聞こえたり、えづくような声が聞こえたりする。また付き添いやお見舞いの人が多く訪れがちで、ちょっとうるさかったり、誰か風邪でもひいてないかと気持ち悪くなったりもする。

 


今日も雨が降った。昨日よりたくさん降ったような気がする。この雨で、またひとつ涼しくなるだろうか。