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9月11日。

中学聖日記』を見始め、夜中2時までドラマに熱中するここ2日。それでアドレナリンが出てしまうのか、夕方の緑茶がいけなかったのか、昨晩は目が冴えて、夜中のお腹の張りも随分陣痛に近く、今日も今日かなと思う夜だった。

実感のない、漠然とした不安みたいなのがあるだけだったけど、体がお産に近づくにつれ、走馬灯みたいな、総集編みたいなものが頭をよぎり、妊娠してから37週、最初の4週とか数えないようなものだから実際はもう少し短いけど、長く過ごしたなぁということとか、これからのビジョンがちらちら浮かんだりした。

 


自分の親のことをばかだばかだと書いた昔の文章を見て、ひどいなぁと思っていたのに、やっぱり一緒に暮らすとがっかりして、同じ感想を持ったりする。

言い訳がましく、人の意見が耳に入らず、嘘つき。全然尊敬なんてできない。配慮できない人柄を見て、ばかだと思う。

世の中には親を尊敬している人と、そうでない人の2択があるのだろうか。

皿の音がうるさいから、わたしが和室で寝てる時は家事をしないでくれと頼んだつもりなのだけど、洗い物をする母。それで目が覚めて、覚めてからなんか静かになるんだよな。え、それで寝れてると思ってるの?いっぺん起きたらそう簡単に寝れないよ?いくら妊婦でも。やっぱり馬鹿なのかなぁ。それとも、本当にボケてきたのかしら。

 


それでも合間に寝れたのか、寝る前は先輩のことを考えて寝てみたのに、前出くんが夢に出てきた。しっかり生活習慣が身について大人になった前出くん、みたいな。わたしの実家の近所で犬が3匹ほど逃げ、実家の隣町に前出くんの家はあるみたいな感じだった。家に上がっていたわたしは、起きたばかりの前出くんが家事をてきぱきするのに感心する。その腕に触れたくて、近づいた時に意識するのがリアルだった。中学聖日記の影響だろうか。わたしが今までで一番強烈に好きになった人とは。で意外と絶対的な人が浮かばなくて、すっきりできないでいる。最終的にだんなに感謝したりしている。