6年生に美少年がいて、まぁ、なんていうか超誤解のないように記述したいのだけど、最近モンタージュを読んでいて、若い恋の美しさと、男性の若さへの崇拝みたいなものを感じとり、男の人の思考ってつくづくくだらないと思っていて、けれど、わたしもこの年になって、男の人の思考というものが一部共感できるようになってきた。

 


若い子の方がいいとか、顔のいい方がいいとか。

わたしが若い頃、実在しないと思っていたその思考が、最近のわたしに起こる。

 


今日はいつも見ていた子が、その美少年とケンカをして。その美少年は普段の関わりは少ないのだけど、わたしの言うことを素直に聞き、わたしの味方をし、不慣れだったところもあったのに最近やたら懐いてきて、かわいい盛りだったのだ。小さい頃は喘息持ちで、でももう健康になり細い体には僅かの筋肉がつき、性格は明るくスポーツ万能、甘いマスクでスマイルを振りまいている。まぁ同級生だったら一度は好きになったであろう子と、かたや、皆の鼻つまみ者。自意識の塊、暴力、不潔、不細工、卑怯、卑屈。

まぁ実際そこまでじゃないんだけど、嫌な時はそれぐらい醜く感じる。

美しい少年に飛びかかったとか、手を出したとか、近くの物を蹴るとか、立場的にいつもの子をフォローしないといけないのに、何してくれてんねん、ケガとか、傷とかついたらどうするんだよ、おまえにそんな価値ないし、僻みや妬みを向けるなよ、勝てるわけないんだから、大人しく負けとけみたいな思考が、わたしに湧いていた。

いつもの絆などなく、あるのは、顔のよさ、のみ。その結果に自分でびっくりした。

 


高橋先生は少しだけど見れる。

綺麗な顔をもっとずっと見ていたい。