今日は高橋先生もよく見た。
やっぱり顔かっこいいよねと思いながら、なんだろ、懐かしいような気持ちになった。こちらはこちらで全然アリ、どちらもいいんじゃない。
でも先生とは本当に絡みがなくなって、素っ気ない先生に寂しく思うばかり。
今日は、昨日の分を取り戻すかのように、宮本くんとコミュニケーション。
掃除の始まりの時間、担任の先生から、子どもが危なっかしい状況だから、ちょっと見てやってくれと言われる。自分で目撃していた3年教室、下心はあるのだけど、とにかく向かって情報収集すると、やっぱりこの辺にいて、宮本先生と何か悶着していたという。
これはと教室に入り、宮本くんに声をかける。
快く状況を教えてくれて、教室を出ながら話をしてくれる。
そしたら聞いた道中にちゃんといたので、ほっとしてその子を捕まえる。あれこれ聞き取ったりしていると、宮本くんが階段を通りすぎる。子どもに一声かけて、颯爽と過ぎゆく彼。しかしどこに行ったのだろう。掃除場所は自分の教室なのに。心配して様子を見に来てくれたのかな?
掃除が終わって、トイレから職員室に用事があった気がするけど思い出せず、教室に戻ろうかというとき、保護者の群れに宮本くんがいて、1人のおかあさんと挨拶していたので横をさっと過ぎることにした。そしたらすぐに話を切り上げたらしい宮本くんが、さっきのどうなりましたか、と後ろから声をかけてくれた。
呼びとめてくれた嬉しさを感じながら、こうこうと話をするのを聞いてくれて、教室とは逆のわたしの行く方向に来てくれるから、いいんですかと聞くと、次体育館行くんで、と言う。テンパっているわたしの空回りをそっと遮り、宮本くんは静かに話を切り出してくれたりする。前に得た経験を、丁寧に説明してくれる彼。宮本くんって、説明が上手なんだ。本当に。わたしはなんでいつもこんなワタワタしてるんだろう。こんなにハイパー年上なのに。
別れるところでも、スパッと話を切り上げられず、もたつくわたし。
あかん、意識してしまっている。
それにしても、今日は子どもを挟むモードというか、饒舌で、積極的かつ平静なモードで、あれ、わたしのこと好きだなんて勘違いやん、とか思った。子どもを挟むと調子が出るようだ。ただしわたしの比重は低め。
帰りは職員室に入ってきたところを見れたけど、それだけ。目もろくに合わない。
でも今日は話せて楽しかった。
宮本くんはどう思ってるのかな。
明日も話したいな。何が話せるのかな。