ラソン大会の今日は、高橋先生とよく話せて、いい日なはず。なのに浮かぶのは宮本くん。全然目の合わない宮本くん。

 


やっぱりわたしのこと嫌いなのかな。と思いつつ、嫌いっていうのは、それだけ興味があることだよ、なんて思い直したりする。ポジティブ脳。

 


わたしはというと、以前の好意がなければ芽生えなかった感情、それにぶら下がっているだけで、全然主体性がないのに、なんだかどんどん、気になってしまっている。

 


性的な感情が先立っていたのに、今日なんかはもう、あなたに触れなくてもいい、あなたと心を通わせたい、と思っている。ただ静かに見つめ合うことができたらと思っている。

 


恋かもしれない。

 


明日からもう11月。日が過ぎるのが惜しくてたまらない。時が止まって、彼と、2人だけの時間を過ごしたい。

 


こっちを全然見てくれない。意図的に合わないようにしてると感じるぐらい不自然。

高橋先生と話してるのを見たから、とか。

気持ちを隠してる、とか。

そんな妄想をして楽しんでいる、現実になったらいいのに。