今日は。

朝からスーツで時間ギリギリで学校に駆けこんでからノンストップで、なんだかあの人にもこの人にも後ろ髪引かれながら、やっぱり特筆すべきは舌ですよね、べろ。

 


朝一の写真撮影で体育館に向かっている時は用務員のおじさんと並んで歩いていたけど、後ろに感じる気配はずっと誰だろうと思っていたら宮本くんだった。もっと早く振り向けばよかったな。好意的に目が合った気がして、おはようございますだかなんだか言ったら横に来てくれて、あ、靴、と言った。わたしの持ってるヒールを見て、自分スニーカーだけど大丈夫かな、と言うし、暗い色だから全然大丈夫だと思う、と言った。大丈夫って言って欲しかったのかなと思う。その後すぐ事務員の人が、僕もこれ上下違うスーツなんですけど大丈夫かな、と割って入ってきたような印象で、あ、全然同じ色に見えますとサクっとあしらってしまった。どう思ったかな。自分より丁寧な対応に見えたか、人によって冷たい態度をとると思われなかったか、意外とさばけるんだと思ったとか、全然無関心だとか。写真は近くで撮れなかった。

 


べろは、今日の保健委員会の発表で、宮本くんの舌が、リアルタイムでモニターに大写しにされたということ。

ピンク色の綺麗な舌は、時おり新鮮な唾液が溢れ、若さだなあと思った。わたしの舌苔だらけの舌と違うわ。口臭のなさそうな、甘そうな、いやらしさのない、爽やかな舌。皆が見るのにちょっと嫉妬するぐらい、本当はわたしだけが見たかった。あらぬ妄想を、他の誰でもなく、わたしだけが抱いていたい。

 


ていう感じ。明日はたくさん3年生。嬉しい。

今週も図工があるし。