昨晩、眠れない我が子に、ようやく思い出してお腹の中の時の記憶を聞いてみることができた。

 


お母さんのお腹の中にいる時のこと、覚えてる?

と聞くと、はっきりとうなづく下の子3歳。

ちょっと緊張が高まりながらも、

へ、へぇ、暖かかった?

の問いには、押し黙っている。

…どんなだった?

と聞くと、

起きたの。

と言う。

寝てたけど、起きたっていうこと?

うん。そしたらね、

うん。

パリン!ってゆったの。だから、お母さん大丈夫かなぁって思ってた。

と言った。

それ以外は、もう話しようとせず、しばらくして眠りに落ちた。

 


生まれる時のことかなあ?と思う。

わたしは破水しなかったので、お産のだいぶ後半になって、助産師さんが破いた。

その辺りの記憶を話してくれてるのかなぁと思って、上の子の時は、うまく聞き出せなかったから、とても嬉しかった。まだ想像したことや嘘を言うことが少ない下の子だから、本当かもしれない。暖かい記憶。

 


今日は例の水曜日。

支援はうまく入れなくて、今もなんだか反省する気持ちが残っている。展開が速くて理解できていない。

授業の最後、Gくんが磁石を片づけなかった。先生がそれを袋に詰めた。Yくんは箱に詰めて持っていってた。先生に羽交い締めにされたGくんがYくんを捕まえた。2人とも離れないので、先生は2人もろとも教室の外に放り出した。

その衝撃で、Yくんの箱から中身が全部飛び出し、箱は誰かの下敷きになってつぶれていた。ケースが割れたのを、Yくんがしきりに言った。わたしがそろそろと廊下に出たのはその辺りだった。

その騒ぎは大きかったのか、すぐに先生は飛び出してきた。それは意外だった。自分のクラスもあるのに、慣れた感じで、助けに出てきた。

何もしてやれないわたしに変わって、先生がY、大丈夫?怪我してない?と言う。

いつもこんな感じなのかなぁ。先生はどう思ってるんだろうな。かわいそう、と思ってるのか、やりすぎだと思ってるのか。今日はなんだか違和感を感じた。先生の、矛先。真っ先にYくんの怪我を心配する日常は、大丈夫なのだろうか。

その後わりとすぐ担任の先生も出てきて、割れたケースを、問題ないと言ってみせた。いい先生だし教え方上手だし、あのクラスで相当大変だと思うけど、力まかせの制圧に、子どもの反発が大きくひどくなってきていると感じる。隣で過ごし、関わり合う先生は思うところも多いんだろう。

わたしがいたの知ってたのかな。知らなくても出てきたのかな。だって隣のクラスの放り出されるメンツを、いちいちクラスの子放って出てきてられないよ。助けてくれたのかな。

担任が出てきたら、すぐ戻ったようだった。

振り返ったら、Yくんは全然悪くなかった。自業自得と言って悪かった。でもそこまでの流れはあるんだけどね。

 


バレンタインは、先生の補欠。もしかしてデートじゃないよね?先生。

 


最近の高橋先生の視線が真っ直ぐで、戸惑う。