今日はシカトしようとしていたお昼、宮本くんは違う先生に話しかけ、まあわたしにも話さなかったけどそれとも話さなかったなかので、こんなもんかと思ったりした。放課後の特別感があったので、嫌なものは見ないに限るし、いいところだけ見ていればいいと思った今日。

 


3時間目の生活。

しょっぱなのゴキブリを退治してくれた先生。

少し顔が赤く見えたのは、無理していたんだろうか。殺虫剤持ってきますと言うわたしをスルーし、ほうきとちりとりを持ち出して外に捨ててくれた。男らしさを見せてくれたのだろうか。

SくんやKくんを構ったり、動画を見てることが多かったのだけど、そういえば最近不登校気味のFちゃんを保健室から連れてきたんだった、と思い出して、前で見ていた先生に話しかけにいった。

先生、と声をかけても小さすぎて聞こえなかったみたいなので、とんとん、と肩をたたいた。もちろん下心からである。少し柔らかく感じた。先生は立ち上がって教室を軽く出てくれて、わたしは生活に向かう途中でFちゃんに声をかけて連れてきたことを告げた。今デリケートな状態だろうから、教室にきたいきさつを伝えておかないとと思ったのだ。先生はお礼を言ってくれた。まる先生がいてくださるから、だっけな、助かってるみたいなことを言ってくれた。なんとなく、それより先生の意向を汲めてるように思えて嬉しかった。

 


掃除の時、しょっぱなKくんが高学年の子にちょっかいをかけて先生に怒られていて、それが気になってかわたしもうろちょろしてたら先生のクラスの子にかかられて、Kくんが困るというので教室に入ってみんなを指導していた。先生がやってきて、どうしたのかという顔をするので、いきさつを話して、そこにKくんが隠れてるんですよね、と教室をのぞきこむと先生も隣からのぞいて、目を合わせると笑った。だから避けて拭いて、って言ったんですとおどけた。先生はこの時間ですでに3回怒られてる、というのでおかしくて笑ってみた。じわじわとその場を後にするわたし。最近掃除の時に窓ごしで遠くから目が合うことが増えた。その時はドキマギする。

 


放課後、2年生の下駄箱のところに箸箱が落ちていたので、チャンスとばかりに掴んで、下校しかかっている2年生のところへいって、先生にこれ、と話しかけた。先生はあ〜誰かのっぽいと言いつつ、残っている子に聞いたりはしなかった。明日の音楽の支援に入れないことを言っておきたかったので、明日、3時間目の音楽は受付するから入れないんです、というと、不安です、と返してくる先生。それに笑ってへらへらしながら、でもいつも音楽お上手にされてて、と褒めていると、話を聞きながらドアの向こうに行こうとしてしまう先生。ちょっと追うかたちになり、先生にたぶん玄関の中に誘導されたのかな、そしてナチュラルにドアを閉め、思わずカギをかけてしまうわたし。たぶんカギかけたのわたしだったと思うんだけどな。定かじゃない。なんせ先生は誘導がうまいから。わたしの締め切りたい欲望が出てしまった。まる先生がいないと本当成り立たないです、などと弱音というか感謝の意というかを述べる先生。珍しくお礼をたくさん言われた今日に戸惑っていた。後から思うと、褒めたことに対して先生も返してくれたのかなと思った。

もう一つなんか言いたいことあった気がしたんですけど、と言いつつ出てこないので、先生はちょっと待つ素振りを見せてはくれたけど忙しそうだったので、また思い出したら言いますと言った。

3年生の先生がいたので、その先生にも話すことを思い出し、話しかけているとその間に思い出し、思い出したところで先生がまた来たので、先生、と話しかけ、生活の時間連続で入ってほしい時は言ってねと一言言いたかったのだった。6年生の音楽は特支の子の横に座ってるだけなんで、と言うと、意外そうな顔をした。お願いしますと言って教室の方に行った。

 


今日は割とオープンな宮本くん。

そのうち定期的にクローズするのだろうか。

最近熱心に日記をつけてる。

明日は今日みたいにいい日にはならないかなぁ。

でも毎日会えて本当に幸せ。