あの学校でも前の学校でもなく、近くだけど、何も繋がりのない学校。しかないんだって。勤務はかなり楽。講師した後、今の学校に戻れるとかだったらな。現状維持しても今の学校にいれる保証はない。だからほんと、わたしが何をしたいか、の話なのだ。

 


支援員を続けたら、講師人生これで終わりなのかな。支援員は思ってたより低待遇、身分も低い。今の学校では楽しいけど、他ではわからない。

 


そして支援員を続けたところで、第三子案はどうなってるのか。

せっかく迷って迷って決めた進路は、結局短期間のためのもので、短期間のものなら、講師でいいじゃないかと思ってしまう。

 


じゃあ、やっぱり、ここでお別れなのか。

一日でも長くいたかったけど、それが夏になったところで、秋になったところで、1年いたって、あ、1年いたら、宮本くんは、帰るのかな。最後の1年になるのかな。それはちょっといたい気がする。

 


ずっと向き合ってこなかった、わたしが先生になりたいかどうかなのだな。

この1年で、一度諦めて楽を追求して、そこでの復活枠で、それからずっと迷っていた。

先生になれる、というのとなりたい、というのは違って、わたしは絶対前者で、一応のモチベーションは持っているものの、具体的なイメージも、実践もない。自信も技術もない。

先輩が全てをかけて仕事をしていた(文章内だけの)姿に心を打たれて、そんなふうにわたしも働いてみたいと、飛び込んだ世界だった。経験はあったけど、ないようなものだった。モチベーションが違ったから。家庭を顧みず一生懸命仕事をして、恋までして、刺激的で楽しかった。お金もたくさん入ってきた。次の年も仕事に恵まれたし、2人目もうまく産めて復帰も試験もこなしてきた。32歳ぐらいから、激動だったな。安定したかった。とにかく変わらないものに憧れるようになった。7年で年もとったし、諦めるのも簡単になった。