思いがないことへの落胆。

始めからそうだったのだから、元に戻っただけのことだ。

加えて、あの子のチャンス増。目の前の席になっていた。なんでだよ。目に見えてウキウキしていたり、積極的に話しかけていたり。宮本くんも応じている気がする。

 


わたしとは交流もない。意識か無意識か、どちらにせよ、ないのだ。

 


でも明日から奇跡の勤務になった。

行かないよりいい。でも行かないより辛いかも。

働くのが辛くなってきて、でも肝心のクラスが、あまりにも他愛もないものになっていて、わたしの運命は翻弄されつつ、誘導されつつ、意図せぬ方向へいく。

 


全然望まない時に増える、高橋先生との交流。

仲良くなるのもアリなのか、と思うぐらい、そちらに流れていく。

 


この2ヵ月ほどのあれは幻だったのか。

好きになってからは辛いな。