今日はなんかすごかったなぁ。

久しぶりに学校に長くいたからだろうか。

色んなことてんこ盛りだったような気がするけど、常勤でいた頃は、こんなんだっけ。密だ、密。

 


一から書き出すのが果てしなく感じるけど、やはり重点は女のバトルなんですよ。いや、仕掛けられてるんですけどね。

4限目の空き、職員室で今日は素敵な日だなんてコーヒーを淹れて寛いでいると、職員室の電話が鳴り、あれが取って、呼び出される。職員室には人が少なかったので、あれを1人残していく時、職員室お願いしますと言えばよかったと後悔している。

先生の教室でのんびり話が終わるのを待っていたら、あれが乗り込んできてびっくり。まるで我が物顔で、わたしの面子なんて丸つぶして、悪びれる様子が少しもないことに、逆に、あぁ、副担をアピールしてるのかと思い至った。まぁ、気持ちは、わからないでもない。けど無礼なのを忘れてる。あとわたしサイドから言えばあなたが途中で邪魔したから。

そのあれこれはもういいんだけど、やっぱりと途中でクラスに行ったらあれがSくんと図書室行ったとかで、先生とクラスを交替することになり、お役に立ててよかった。戻ってきた先生は子どもと2人だけで、ほっとして迎えた。

 


1年生の給食補助に入ってもまだわなわなと手が震えており、あれにどういう台詞を吐こうか、どよどよしたりもしたけど、さて職員室に戻ると、先生が今度は別の子を連れて給食を持ってやってきた。たぶんさっきの反動でわたしが気持ち前面に出て、その子の世話を請け負う形になった。先生がわたしの給食を見て、わあ、先生の給食すごいなあ、と驚き、見ると今日に限っててんこ盛りにしてあった。先生に負けてられんぞ、とからかわれて、わたしはウケて、通常モードじゃないんです、と否定し、まわりも笑っていていい雰囲気だった。

その子と一緒に食べることにし、話をしたり聞いたり、教務の先生に助け舟を出してもらったりしながら、完食できてしまい、先生が昼休みにまた来てくれて、ソファーのわたしの隣に座った。その一瞬が嬉しかった。外遊びの様子が気になる、ということだったので、そちらを請け負った。そちらはうまく見れなかったんだけど、笑ってごまかしちゃった。雪玉でみんなを泣かして逃げたとか、ちょっと面白いじゃない。

 


そうして5限目を迎え、一旦終わって帰りの会の間、読み通りあれが調理実習を終えた、と入ってきたので、近くに来た時に、今度こそ牽制した。わたし6限延長して入るので、3年図工大丈夫です、とはっきり。言ったら来なかった。そのかわり戻ったら職員室に陣取っていて、いつ戻ってきてたんだろうと思った。

 


5限も6限も、静かでとてもいい時間だった。

ストーブでSくんの濡れたズボンを乾かしていて、急に上がってきた火力にズボンがアチチになってたのを慌ててこっそりはたいていたら、なんか焦げくさいなと先生が突っ込んできた。もう、Sだなぁ。

6限、子どもたちのまわりを2人でまわりながら、ふと目の前に先生がきた時、覗きこまれたような感覚があった。わたしも見つめ返した。先生は一度視線を子どもに戻して、またわたしを同じように見た。わたしも見つめた。

誰にでもこんなことするの?

わたしみたいな人を量産しようとしてるのかな。

 


授業が終わって、ありがとうございましたと言ってきてくれて、いや今日はいろいろありましたね、いつもこんな感じですか?と聞いたら、いや、いつもより大変でしたみたいなことを言った。これがいつもより大変でよかった。

 


お通夜では会えなかった。渡しそびれたクッキーが車に置いてある。