今日は開放的な素敵な金曜日になるはずだったんだけどな。

終わりの先生の一言で体温が上がっていた。

怒ってたのだろうか?ショックだったのか?

 


今日は久しぶりに補欠、それも自習の監督じゃなくてちょっと仕切らないといけないやつ。

それで自信をなくしたところだった。

わたしって講師すらする資格はないのかもしれない、来年度どうするかも、人のアドバイスで決めようとしてる… などと思って落ち込んでいた。

 


それまでに毛布の件は済んでいて、わたしは目的のためにあまり気にしていなかった。

でも5限目も持ってっちゃったのは、わたしも本当はちょっと先生が嫌がってるのわかってたんじゃないの?それがだめだったなと思う。

 


給食後は助けてくれたんだもんな。

久しぶりのSくんに絡んでいたのを、立ち止まって一緒に対応しようとしてくれていた。すぐに校長が出てきて、引き離されたんだけど。

でもその後の昼休み、ちょっとイライラしていた感じの先生、Kくんの鼻血を指摘しても、止血してもお礼もなく、わたしの存在を無視したようで、その時にあれっ、ちょっと怒ってるのかな?と思ったのだ。

 


先生的には、2限目毛布・校長室空きのお知らせ→3限公開授業→Sくん助け舟・校長かっさらい→昼休み鼻血→5限また毛布→放課後文句みたいな。

 


文句を言われたのは喜ぼうじゃないかと転換をしてちょっと元気になったけど、やっぱりそれの名前を出して今日はいなかったからみたいなのが刺さったんだと思う。そうして刺したのは、先生も校長のマウントに刺されたヤキモチからかもしれないのだ。

そして肝心の、大事な授業がうまくいかなかったのは、わたしの邪魔もあったかもしれないけど、もちろん大半は先生の普段なのだ。それをわたしのせいみたいにされたのは光栄だと思ってたけど、もしかして単に5限目またの文句を言われたに過ぎないかもしれない。

 


それはちゃんと謝ったしな。

月曜は包括するような笑顔で、と思ってたけど、ちょっとしゅんとしといた方がいいのかもしれない。

 


放課後、3年音楽が終わって職員室に向かうと、先生は入り口に向かってくるところで、そこでお疲れさまですと声をかけた。その時素っ気なかったので、おやと思ってこちらもスルーしようとしたら、先生が机に戻ってきて、Sちゃんの毛布、あれダメですねみたいな話に流れたのだ。その後はナチュラルに電話をかける仕草をし、話をそこで切り上げさせ、電話口で笑ってみせるというあの攻撃はきっと先生自身に返っていくので誰かにそれを委ねる。要はあれ迷惑でしたと、なんならそれがいればもう起こらない、それとはそういう打ち合わせしてるので。と聞こえた。

謝るわたしに、いやいや、たくさん助けてもらってるんですけどと聞こえないぐらいの声で言った。

授業はどうだったかを聞きたかったので、もしかしたらそれを聞かれないための電話だったかもしれないとも思った。

聞くタイミングがなかった。聞きたかったけど、想像はついたし、どうも想像できる範囲のようだった。先生が聞いてほしかったなら、言っただろう。きっと触れてほしくなかったのかもしれない。歴代のクラスと違って子どもをコントロールしきれてないからなぁ。わたしもそれを目標に補助してたかもしれない。子どもたちはそれにあらがっているのか?

 


もう先生にはどう思われてもいいと思っているところはあるので、考えを切り替える。