今日は大丈夫。原因がよくわかっていたから。

あまり関わらないようにしたし、いる時間も短いし。基本的に何の絡みもない人だし。向こうの気がわかれば、対処法もわかるものだ。内心わたしに関わりたくないと思っているなら、関わらなければいい話だ。

宮本くんもそうだったらいい。

 


オマエジャナイ感。

クラスに来て欲しいのはわたしじゃないし、1限後の職員室でずっと国語の教師用教科書を見ていて話しかけて欲しいのもわたしじゃない、なわとびで見て欲しいのもわたしじゃないし、3限後、Sくんを呼んで作業していて、それをのぞいて欲しいのもわたしじゃないし、給食前にすれ違って、Sくんのご機嫌を聞いて欲しいのも、明日2限を取りつけたのも、わたしじゃない方がいいのかな、と感じたりした。

 


じゃない誰かの方がいいのかなと思って傷つくのだけど、一応それは置いといて、指輪かなぁ、と思ったりする。

 


あれはわたしの最終防衛であって、攻撃的な気持ちではなく、先生の扱いにすっかり心を痛めたわたしが、わたしを最低限保つための、わたしらしさの表現だった。

 


なんだ、他のクラスの子のこと褒めたりするじゃない。わたしがクラスの誰を褒めても、なんだかしらっとした反応するくせに。

わたしじゃなければ、こんな風じゃないのかな。

と思うことが多かった。

 


それでか、わたしの男の事務員さんに対する態度も、冷たいものになった。不登校の子の挨拶が大きくなったとかでわざわざ側に来て話しかけてきたので、ああ、さっきの5限体育後に先生が来た時にしてくれたらよかったのに、なんて思ったりして、大人の階段を登る、という表現をつかっているのを、自分は登ってるのかよなどと悪態をつきながら、そうなんですかだかそうなんですねだかそれ以上続かない相槌を打って、席に戻らせて、先生のわたしに対する態度も、この程度の扱いなんだろうかと思いながら、やさぐれた気持ちになったりした。

 


まだ火曜日なのに、疲れてる。

昨日は習い事もなかったのに。