とにかく今日は爽やかな快晴に恵まれ、何事も無事済んだことを喜ぶべきだと思うのだ。

 


先生はやっぱり晴れ男だと思うんだ。

 


2限目の途中に、まさかの教務の先生からのアシストで、先生が不在のクラスの補助につくことになった。

 


3限目の初めに先生は戻ってきて、安堵の中、細かいことの報告をし、生活もちゃんと行われる。先生、十分器用だと思うんだけどな。わたしこんなことできないよ、とか思うんだけど。

 


訓練の直前まで授業は続き、避難に混ざり、校庭に出て、訓練の行方を見守った。時おり先生がこちらを見ながら話してるように見えた。わたしは視線を真面目に返していた。こちら側に回ってきた先生はどうして移動したのだろうか。

 


訓練はちょうど3時間目が終わるタイミングで終わり、4時間目もまるまる支援に入ることができた。4時間目も先生と一緒。なのを有効に活用し、晴れたじゃないですか、というつかみのつもりの声かけはなんだか空を切ったようだったけど、天気をまずは褒めたかったのだ。

4限も無事済んだところで、お疲れさまとねぎらった。喜んでくれたと思う。生活もして訓練も挟んで。完璧ですね。と褒めた。先生が人を褒める時に使う言葉をつかってみた。わたしにとってはやっぱり完璧だったんだもの。わたしが昨日生活お願いしますって発破をかけたばっかりに、生活までがんばらせることになったのだろうか。わたしのために。

 


Sちゃん、まる先生にべったりって言ってました。というのは、どういう意図があってか、今日一もやもやしている。先生にどういう伝え方をしたらそんな答えが返ってくるのだろう。わたしにべったりしているのは、宮本くんだろうか?

 


帰りは、退勤時刻になって宮本くんが帰ってきて、ああ、でも、帰り際に間に合ってくれただけでも嬉しい、と思いつつ、時間どおり逃げるように帰っちゃった。人も多かったし、ドギマギして。今日の校庭での宮本くんは本当に格好よかった。