今日は悪かったようなよかったような日。

今でもよくわからない。

 


4限目、しょっぱな先生が抱えた子どもを落とし、腕を痛めただろうにわたしの手前か、悪びれない。支援に入っても先生もそっけなければ子どもたちにも決まらず、Sくんの動かなさに目を合わせて苦笑いこそすれど、クラス内に虫のペットボトルも見当たらないし、4時間目までなんだかんだ期待してしまったんだなと、後にした。

 


給食の時は遠くでKくんに困っている先生を見た。その後はまた職員室に来たけど、いつもわたしが席を離れたタイミングでそれに先に話しかけてしまい、そういう後の先生はわたしに話しかけてこない。ついでみたいだと思うのかな。女の事務員さんや男の事務員さんの話に巻き込まれ、その間にそれと盛り上がってるように見えた先生。なんだ、やきもちか?わたしには一切お礼を言わずに行ってしまった。その後、歯磨きの後にも珍しくきてたので話しかけられるかなとそそと席に座ったけど、ドスルーされた。

なので掃除前に、そうだペットボトルの後始末のお礼は言ってないやと、ちょっと早めに行って話しかけた。こういう時、ちょっと放置されるのはなんでなんだろう。舐められてるのかな。放置プレイだろうか。子どもたちは喜んでましたと言ってくれたけど、ペットボトルは捨ててしまったというし、話がすぐ終わるのは、先生に話を続ける気がないからかなと思うようになった。

掃除の時は、なかなか子どもたちを返せないでいると、窓から何度か見つめてくれたような気がしたような。

 


5限目、急に空いたので5年生のクラスに先に行こうと向かっていると、Sちゃんが見えた。

なんとか引き剥がしてクラスに連れていき、しばらくついていると、Hくんが急に泣きだすのに構い、立ち直らせ、Kくんがいないのに気づき、探して、それに言わなければよかったな、なんとか奇跡的に全員揃って図書館に行き、そこで先生に空いてたので、と言うと、本音っぽい感じですごく助かりましたと言ってくれた。近くにきてくれた時もよくあった。顔を寄せてくるのでドギマギして、Kくんのパーテーション案とか言ってみた。Hくんのたくさん書いてるのとか、褒めてみた。みんな上手に書いていた。窓際なのをいいことに、先生がいるから向こうに進めなくて、先生の背中近くにしばらく付いていた。通せんぼしてるのは故意に思えたし、その後わたしの側の子に呼ばれた先生は、わたしの後ろを通らないといけなかったので、前のめりに構えていた。先生が後ろを通った。そんな感じで図書館は楽しかったのだ。

 


その感じは、先生のお昼のやきもちからだと思いたい。

中秋の名月の今日は、雲の隙間に見えた満月を見て、あの夏目漱石のやつを誰かしてくれないかなと思っていたんだけどな。