すっかり忘れて違う夢を見ていたけど、朝起きて、空っぽな胸が潰れそうな感覚。

宮本くんは大きな喜びを産むから、それが与えられないと大きな喪失感になる。子どもたちが感じているのももしかしてこれなんだろうか。

たぶんサービス精神が旺盛なのに、全か無なんだよな。無の時が辛いのだ。

何度か記述しているように、宮本くんは無自覚だ。だから先生は悪くないのだ。

 


でもわたしはちょっと怒っている。

腹を立ててしまっている。

名前間違えたことも残ってるし、支援に入っていいか教えてくれないことも、軽く見られていると感じて残念に思っている。

煮え切ってくれない態度にも。

 

 

 

今日はどういう思考を辿ったのか測り知ることはできないけど。

優しいバージョンの宮本くんだった。

のでわたしの機嫌はすっかり治って、胸のぽっかりも埋まっている。

でも夏休み明け、2年生減りそうなのが不安だなぁ。校長め、引き離しに来ている。

 


3限目は算数いろいろ。ここにきて意外にYちゃんが引っかかっていたので、慌てて付いたり文章題コピーしに行ったり、充実していた。

4限目はテストだと思っていたら違って、お楽しみ会の相談をするという。週案から、算数の進捗がヤバイのかなと思っていたけど、ゆっくり時間をとって過ごす先生。テストじゃないのかなと思いつつだったので若干そわそわしながら、月曜のお楽しみ会はわたし込みで考えていらっしゃるのだろうかそうではないのだろうか、などと思いを馳せながら、ちょっとだけ期待しながら、わたしは誰でしょうゲームを笑って見たり、先生を見守ったりしていた。

授業終わりに挨拶したら、抱きつくような手を触れようとするようなポーズをしたので、わたしも体を開いたけど、まぁハグすることはなかったし手も触れもしなかった。わたしのおかげだとかまる先生がいなかったらだとかなんとか褒めてくれた。ちょっと嬉しかった。

 


放課後もきてくれたし。先生待ちっぽかったですよね、気つかわせてごめんなさい、でも話しかけられたかったんです。

 


今月の詩がよくて。

わからない奴はほっておけ、わかってくれる人がいるだけでぼくには十分だ、とするその詩を先生が読み、憚らず先生とわたしみたいだなと思った。誰が選んだんだろう。先生はこれを力づよい詩だと言った。先生にとってわたしは力になっているだろうか。

 


明日は強くいい日にならなくてもいいから、平穏で幸せな1日にしたい。