週末に、もしかしてわたしの気持ちや何もかもが宮本くんの迷惑になっているという考えにすり替わり、迷惑をかけることはしない、下の子みたいなおすましで今後通そうみたいなテンションで臨んだ今日。

 


4時間目入れなくなったことは、iPadでアテしてたら悪いと思って、ちゃんと言いに行った。

教室に入るとこんにちはと言ってくれて、皆にも言わせて、ちゃんと受け応えしてくれたけど、ややぎくしゃくして見えたのは、金曜の帰りに渡したジャージの補修布のせいだろうか、と思いながら顔を見ていた。

 


今日も待ちに待った音楽、教室を出たところで、後ろからついていった。

歌ともの歌い出し、左側の窓が全部閉まってたので開けた。

 


今日はドレミの歌。なんだか構成を感じる授業の展開。教材研究してるんだな、あの本とか見てるのかな、わたしに褒められて、ちょっとはモチベーションになってるのだろうかと嬉しくなる。

ヘラヘラしてるとすぐ指名される。今日は皆の前でドレミを歌う。このぐらい、へっちゃらさ。しかし君は随分楽な役をとってないかい、でも、ドの音を知ってるのはへぇ、と思ったし、音もきれいだし、タイミングも上手だったし、ピアノを弾いてみる宮本くんというものが尊すぎて、歌ぐらいいくらでも歌わせてもらいます、といった感じだった。週末の車カラオケが功を奏して、マスク越しでも割と大きな声が出て、音程もバッチリだったと思う。

 


子どもと背中合わせになるやつ。

わーん、わたしが先生としたかった。今日もわたしを刺激する先生。それでか、子どもとわたしがする時は、先生が見てるのを知ってて胸のあたりを無防備に見せてみた。先生が、そんな先生見せるから悪いのだ。

 


あの手この手でドレミの歌を歌い続け、本当にあっという間に時間は過ぎ、子どもたちが音程をあまりにバッチリとれていることに、先生はこういう身につける指導ほんとに上手だなーと、思わず拍手をしたほどで、今日もなんだかんだ大充実して終わってしまったのだった。

 


帰り道、わたしが出るのを待っててくれたような先生に並んで、音程とれてたのがすごかった、と興奮気味に話していた。一言余計なこと言っちゃったな、あまりに音痴が治ってたから、最初の校歌も先生ならなんとかできると思ったから。

階段で滑る先生に、全然間に合ってなかったけど手を差し伸べてみた。手を触れたかったことを知って欲しかったからだと思う。それにしてもそんなところあまり見たことなかったな、珍しい。

階段を降りて、明後日の生活2時間が算数のテストになってた意向を聞きたくて、ちょっと教室まで追いかけつつ、できればお願いします、入っていただけるとありがたいですみたいに言ってくれて、嬉しくなってそこから職員室に引き返した。

1人ヘラヘラと崩れていたよね。

 


明日は2時間目の算数、無事入れるかな〜。

 


おすまし作戦はどこいった。

こういう決心はなぜかラッキーが起こって打ちくだかれがちだし、安定はすぐに崩されようとする。