家族旅行。
昨日の話が効いてるのか、宮本くんのことばかり浮かんだ。そもそもわたしはいつもそんなような気がする。家族と過ごす時に、違う男性のことが浮かびがち。
一緒に過ごしてみたいなぁ、でも先生はそんなことかけらも思っていない。校長先生がわたしに思うように、向こうに気がないものは、情熱が空回りする。そんなことが頭をぐるぐるしている。
たまーに、先生が待ちの状態なような気がして、焦燥感を感じたりする時がある。でもきっと、昨日だって、それまでの4連休の間も、先生は楽しく過ごしていたさ。
でもあの時。
教室を閉めきった先生は何を考えていたのか。
とか浮かんだり。
もっと近づけばよかったのか。
次あった時は、もう少し。と思ったり、そういう時には牽制されたり。
そんな考えがぐるぐるするだけ。