なんだか今日は死んだような日。

心も曇り、変わった太陽の現象は見たものの、元気は出ずに終わった。といっても子どもたちには今日もたくさん元気をもらった。先生に元気をもらえなかったんだと思う。

 


事務員さんを構ってやる元気もなく、かなり適当にあしらって、形式上また報告聞かせてくださいとわたしが言ったにも関わらず全く聞く気がない素振りをしたから、ショックだったかなーとか、あぁ、宮本くんもこんな感じの時あったなーとか、それにしてもうざいだけだなとか、毒づくでもなくただただ無の感情だった。ずっと今日はそんな感じだった。

 


1時間目、挨拶なしでがっかり。

漢ドとプリント、読書。

KくんとSくんぐらい。Sちゃんは大人しかった。

それでも2人とも全部こなすところまではおし上げたのにな。お礼も挨拶もなし。声は届かなかったのか、聞こえないふりをされたのか。電話をしてくるというので、一言は声をかけてってはくれたけど、まるでわたしがいないかのようだった。

先生が戻ってきて、Kくんについていると先生も横につく。その時はえらい圧迫感があり、先生の股間がわたしのすぐ横につけているようなイメージで、ちょっと嬉しかったけど後ずさりした。またSくんについていると先生もきて助言をする。

それはわたしがいないかのような素振りと、わたしに近づいて怒っていないよと伝えるかのような素振り、どちらにも取れた。

 


音楽はどんなに盛りあがらないだろうと思ったけど、先生はちゃんと準備をしてきていて、なぜ教室スタートなのかはわからなかったけど、がんばって授業を盛り上げようとしていた。教室でKくんがうろうろした時、小さな声でまる先生とちょっと、とかなんとか、とにかくわたしにおしやるようにしたのだ。わたしに向かっては頼めなかったと見える先生。教室を出ようとするKくんを止めても、廊下にちょっと出てしまったところで、向こうのドアから出てきてくれたけど、わたしが1人で戻せたのを見て、あっちに行ってしまった。

音楽室では特支の子についたり、KくんやSくんの補助をしたり、Sちゃんが寄ってくるのに構ったりした。

終わりに、いつも始めにするうたともの歌唱をすると言うので、地べたに座ってしまったKくんのところへいった。横に並んで歌っていたら、盛り上げることができて、結果机についてめちゃくちゃ一生懸命歌ってくれた。

それは内心、わたしが正しかったと証明できたようで、嬉しかった。いい気味だと思ったりもする。先生はどう捉えただろうか。所詮パートが、正採用に敵わないと思ったかな。そして正採用での判断を、パートは所詮断れないと思うだろうか。

 


先生より子どもたちに味方してることを、きっとずっとよく思っていない。わたしはそれをわかっていて、できない。わたしのあまのじゃくか、先生に全て賛同できないと思うわたしが間違ってるのか。今回は大事な授業直前に先生の邪魔をしたかたちになってしまったから、先生は許せないのかもしれない。でもわたしも怒ってるのかもしれない。