11月ももう終わってしまう。

謎の体調不良。原因は宮本くんなのか?

こんなに寝込んでしまうほど、昨日はショックを受けたわけでもないし、1週間の疲れといったって、今週は1日祝日だったし、重めの排卵か、雪おこしが鳴りまくっている気圧の変化かな、心当たり。それか腎臓が悪い。

 


せっかく化粧したのにな。朝は今日1日がんばれそうだと思ったのに。

洗濯物。洗い物。ご飯。どれもやる気が起こらない。頭が痛い。

深く考えたいことがあるわけでもないし、激しく1人になりたいわけでもないけど、子どもたちの要望に応えられなかったりして、1人になった午後はやっぱりほっとして楽に寝ていたりする。

 


大丈夫かなぁ〜わたし。

昨日したツンは、無理がかかってるんだろうか。

 

 

 

そっかぁ、帰っちゃうんですね。

といつか送ったメッセージ。

ちょっと思い切ったつもりだった。

去年は帰らなかった先生。

結局希望は出してたのだろうか。

あの時、来年もいるんですねって確認しにいったら塩対応されて、寂しい思いしたよな。わたしもいることになったんですと伝えても、またお世話になりますぐらいだった。1年目の時は、目を潤ませて名簿に名前が載ってたからと嬉しそうに言ってきてくれたのにな。わたしだって、去年先生が帰らなかったこと、叫ぶほど嬉しかったのに。

4年目の今年は、出すのだろうか。

帰らなかったら、ほぼ確実に出してない。

それは何のためだろうか。

わたしが寂しいってわかってだろうか。

こちらで暮らすのは、今はあんまり都合悪くなさそうに見えるから、それが理由になるのだろうか。

 


昨日、6限目の音楽が終わって、教室に向かってしまった先生を追ってKくんのことを聞いた。先生は話してくれた。それがよかったのか悪かったのか、わたしがさてトイレに行って帰ろうと思ったら先生が戻ってきちゃって、わたしはせっかくだから手だけ洗って戻ってきたら、主任の先生と話してしまってて終わりそうになくて、わたしはさっさと挨拶して帰ったのだ。先生も挨拶してくれた。何か話しに来てくれてたのかな。

 


先生のことばかり考えている。

 


それでも、落ち込みの原因は、あれだろうか、排卵がなかなかないチャンスで起こっていることだろうか。明日、したらできるのかなということかな。

赤ちゃん、欲しいけど。

先生が学校にいる選択をしてくれるかもしれない。それは待っていられないかもしれない。

そのひどい矛盾に、わたしは参ってるのかもしれない。先生も知ろうとしてくれないしね。

 


先生がドアに頭をぶつけた時ね。Kくんのせいで。

痛がる先生にかけ寄って、わたしが大丈夫ですかと声をかけたんだっけ、ゆっくり振り返って、ちょっとだけにやけた先生と目が合った。顔に特に傷はないのを確認して、Kくんの方へ目の色を変えて怒りにいく、振りをした。全く、心配させて。Kくんを捕まえていると、先生もすぐ側にきて、2人してちょっと責めるようなこと言っちゃった。わたしの主義としないところだけど、そうしないと先生が拗ねてしまうような気がしたんだな。

あの先生が裁断機で指を切った日、わたしの驚愕の顔を見てから、先生は折に触れ、わたしに心配されることを喜んでいる気がしてしまってるんだな。

こないだの手のあかぎれは、わたしが最初に気づけなかった後悔はあるけど、給食を食べてる時のわたしの心配する視線を、先生は楽しんでいたような気がする。去る時も、わたしが何か言いたそうなのを気にしていたような。

週明けのラノリンは、全然喜んでくれなかったけどな。

 


昨日オープンホールで、もちろん先生は先生のクラス側にいるから、主任の先生と並ぶことはないんだけど、わたしの側にいてくれたこと、それが嬉しかった。

 


昨日、Kくんが騒ぎだした問題を、すぐに黒板で説明しだした先生。あれはわたしへの対抗心なんだろうか。