今日はまぁ通常モードの日といえばそうだったのだけど、わたしの体調の問題なのか、あまり元気が出なかった日。こんなおばさんに好かれて迷惑だ、ごめん避けだと感じて、勝手に落ち込んでいた迷惑な日だ。

 


でも魔がさしてシャトレーゼに確認に行って、行ってよかった。のかまた勘違いに拍車をかけてしまったのか。

予想通りというか、バレンタインコーナーが入ってすぐのところにできており、思いっきりバレンタインコーナーのお菓子だった。それはわたしを喜ばせた。そしてアプリで見たらなんだかそこそこのお菓子を買われたように見えたのだけど、あのコーナーで一番いいお菓子だったと思う。マカロンが一番高いといえば高かったけど、大したことなく見えて、ブラウニーの方がよく見えた。ギフト包装が無料らしく、メッセージカードの書き方まで掲示してあったけど、それはさすがに付いてなかったな。それであの紙袋だったのかな。カードは迷わなかっただろうか。一応もらったりはしなかったんだろうか。

 


これでバレンタインを意識しないで買うのかな。愛する人へ、とか一番大切な人へ、などとわたしを喜ばせるワード満載のコーナー。長身イケメンだから、男性がこんなコーナーのお菓子を、何の躊躇もなく買えてしまうのだろうか。それでもお菓子屋さんはそれなりにスイーツで溢れかえっており、この中から多少は迷って選んでくれたのだろうか、その時にわたしのイメージは頭の中になくはなかったのだろうかと思うと、心底嬉しかった。

 


今日は停電トラブルがあったらしく、2時間目からということで、先生のクラスの支援は確保された。安心して教室に向かったけど、今日はなんだかずっと寂しかった。Kくんの支援はそこそこ、Kくんもいつも通り懐いてくれていてかわいかったけど、30分ほどで集中が切れて、そのことを伝えても反応が悪かった。早く終わったら動画を見るって言ってたのは何だったんだろうな。絶対見れないだろうなと思っていたので予想が当たって納得していた。先生のことだから、期待させておいてそうでもない日だったのだ。たまに、それはうまくいってわたしを喜ばせたりする。

子どもが指を怪我したのをわたしに見せてきたので、絆創膏貼ろうかと振り返ったら、先生がもう持ってきていた。やさしいやさしいまる先生に、貼ってもらって。と先生は言った。

先生の手を近くで見たけど、手荒れがひどくなっていた。

 


4時間目の前、Kくんに書写のノートを運ばせていたらしい先生に話しかけられるかなと近づいていったけど、先生はあっちに行ってしまう。まぁKくんがあっちに行ってしまったからなんだけど。先生はわたしが来てたのに気づいてたんじゃないか。追いついて様子をのぞきこんでいたらKくんが書写のノートをぶちまけてしまったので、一緒に拾う。だけど先生は素っ気なかった。その時に、昨日の音楽には間に合ってたこと、検査を受けないといけなかったから時間になってしまったことを伝えた。先生はやや顔を背けながら、聞いているようには見えた。先生が拗ねてるのか避けてるのか何なのかわからないけど、わたしが何か悪かったのかなと思っていることが伝わればいいと思った。音楽があるのに休もうかなって言ったこと、やっぱり先生を傷つけたのだろうか。先生はあっさりとKくんを引きずって行ってしまったけど、どうもその後すぐKくんをとり逃したみたいだった。わたしから離れさえすればよかったみたいな。

 


4限に5年生に入っていたら、始め頃すぐに教室の横を通った。さっきのわたしの言い訳をおざなりにしたのを気にしてかな、と思ってしまった。

 


放課後、音楽が終わって急いで戻ると、席に座っていた。でもすぐY先生に呼ばれて出てってしまう。その時になんだか目が合った、今日は授業中も、それから昼休みにワゴン車を運んできた時も、先生はなんだか目を合わせてくる時があった。昼休み終了のチャイムとともに先生がやってきた体育館では一切目が合わなかったのだけど。わたしのご機嫌を見てるというか。まぁいいけど、と思いつつ、身の回りの片づけはすぐ済み、先生も割とすぐ戻ってきて、でも話しかけられないまま、もう退勤しなければ不自然な感じになっていた。横の教頭先生も気になるところ。

わたしはおもむろに立ち、カバンを肩にかけると、カレンダーの話題を先生にふってみた。ここに血がついてて、とわたしが話しかけても、少し間を置いて応える先生。パソコンを切り上げて、カレンダーを見に立ってくれた。血?というので、始めもっと赤かった。と言った。

アルコールを使っているのか聞いて、子どもたちの手前そうだというのでもう止めたら、と言った。消毒できるハンドクリームとかもありますよ、それで代用したら、と言ったのだけど、踏み込みすぎだったろうか、参った感じでもうまる先生、ほんといつもすいませんみたいなことを言うので、鬱陶しくて閉口してるのだろうか。

一応家にある植物性のやつ、あげる準備はしたけど、構われて嬉しいのか嫌なのか全然わからない。先生の本心がわからない。

わたしだって、構いたいのかほっときたいのか矛盾した態度をとり続けている。わたしのは好き避けだ。先生に気がなかったらと思うと、迷惑だから好きじゃないふりをする。

 


それにしても、わたしの今日のカレンダーの血を指摘して、見る度に心配になる。と言った言葉のチョイスよ。神業だな。

このカレンダー、伸びて嫌な感じだしショックを受けるから直してほしいんだけど、伸ばし続けてる限りお節介は続くし、やめてほしいならカレンダーを戻して。とカレンダーの不満を心配という言葉で訴えつつ、戻さなくても、わたしに心配し続けてほしいということなんだね、という、どっちに転んでもわたしの利になる選択肢。

先生が小さい頃の写真を見たいというお願いも、聞いてくれるかお試し中なのだ。