昨日、もしかしてすごいことを言ってしまったんじゃないかと思っていた。

ちゃんと、選んで、買って、準備したんです。

バレンタインのプレゼントのことを蒸し返して、先生の目を見て言っていた。

あなたの為に、ということだ。

これはどのぐらいの告白なのか?

 


主任の先生は教室で待っていただろうに、一向にこないから怒ってたんじゃないか。わたしが学校を出るまで、ずっと席にいたけど大丈夫だったのだろうか。

 


一晩中先生が頭の中を占領した。

ちょっと長く話すと、いとも簡単に、そうなる。

 


今日から5日間、先生に会えないのか。

今日検査会場で見れるかなぁ。見れてもしれてるよなぁ。前後でどこかでデート、とかもないしなぁ。

 


先生に会えちゃった。

ほんとに一瞬だったけど。

デートはなかったなぁ。

先生は黒いコートを着てて、格好よくて可愛かった。帰り道、会えた高揚感の中で、格好いいと可愛いを繰り返していた。

図書館で待ち伏せして、こなくて、例によってわたしはまた会場に入れなくてミスをして、引き返したところに先生がきた。誘導されるままに、でも先生の隣が空いたのでそこに停めちゃった。検査は見えない方がよかったんじゃないかと思ったけど、だって隣がよかったのだ。先生が車から降りたので、今日は自分で取りに行くのだとわかった。ちょっと遅れてついて行って、すれ違う時に隣につけちゃってごめんなさいね、いえ全然です、みたいな会話だけ。

先生は宇宙兄弟を持ってきて読んでいた。アピールみたいに見えて可愛かった。わたしはというと、そういえば遠い方の図書館の漫画を持ってきていたので、それを広げて、わたしも漫画を読んでますアピールをしてみたけど、先生には届かなかったと思う。先生は今日コンタクトなのだな。ずっとまめにコンタクトなのは、マスクと眼鏡だと曇るからかな。わざわざ、土曜日にもコンタクトをしてきた先生。でも、すぐエンジンかけて行ってしまった。どこかに寄れるわけはないし、検査会場でベラベラ話すのはイメージが悪いし、でもきっと今一番それが印象に残ってしまっている。

あれはレンタル本か何かだったんだろうか。

もしかして先生はあの後ゲオらへんに行ったのかもしれないな。でもそれを追いかける気はなかった。

 


遠い図書館で前一緒だった先生と会って、短時間ですごく盛り上がった。その先生の性格もあるんだろうけど、やっぱり話したかったら話すよなぁ、とちょっと寂しく思ったりした。それにしてもちょっと楽しかった。

今日右手の小指にピンキーリングをつけていっていた。これはわたしの中で出会い運アップのラッキーアイテム。ちょっと効いたとは思っている。今日は行く先々で、男の人の視線を感じることが若干多かったように感じた。そんなに今日の格好よかったかしら。ヘアメイクも。

 


最近「先生」表記。なんとなく。

会いたい。めちゃくちゃ会いたい。

愛を語りたい。宮本くんに愛を伝えたい。