昨日はふてくされて、日記も書かずにすねて寝たのだ。

なんでだっけ。音楽で、伴奏しようというわたしの話をスルーされたからだったかな。それに給食の時のそれとの会話でヤキモチをやいたのか。

 


最近、毎日ある嫉妬にちょっと嫌になっている。

しばらく給食の時、職員室の机にいるのやめようかな。

 


4時間目は楽しかったのにな。

なんだかんだ先生は隣で草をむしっていた。わたしの隣に無意識に来てくれたのだったらいいな。右側は守りたいだとかなんとか。

わたしが捕まえて先生が逃がしたウマオイのニセモノが、また現れたかもしれないミラクル。先生がそんなことある、と言って驚いていたけど否定はしなかったので見ると、種類は同じに見えたし、あの時片方取れてしまった足、同じ側がない虫だった。その流れでもっとウマオイっぽいのを子どもが見つけて捕まえることになり、捕まえたわたしは先生にどうしても見せたくなり、近づいて手を開けると、ウマオイが飛んで先生の体にとまった。いいかげん怒ったかなと思うと、うえ〜ん怖いよ〜って泣きまねをした。思いきりがよかったのと、内心わたしにちょっぴり怒ってるんではと思っていたギャップでしゃがみこむほど笑った。腹いたい、と呟いた。先生はきっとどれもちゃんと聞いていたに違いない。

 


昼休み、子どもに誘われた約束を果たして校庭で虫探しをした。先生も後半外に出て鬼ごっこか何かをしていた。チャイムは聞こえなかったんだけど、先生が鳴ったというので児童玄関に向かっていた。先生は遠くで気づいたのか、わたしがくるまで玄関で待ってくれていたように見えた。近づくと、子どもたち喜んでましたとお礼を言ってくれた。嬉しそうな顔だった。あの日の校庭で見たのと似ていた、少し照れたような顔。どのくらいから気づいたんだろうなと思った。

 


下校の時は、大きな顔して乗り込んできたそれに対抗はしたくなくてさっさと離れたし、先生は下校指導で忙しそうで、会えずに帰った。

 


毎日支援に入れるのが嬉しいんだ今は。

相変わらず先生の敬遠は感じ続けなければならないんだと思う。

でも毎日の楽しさと、先生がわたしがいる時に見せるリラックス感は、感じていたいと思うのだ。

わたしの右側で草とりをしてくれてた先生のイメージで、今日を終えたいと思う。

 


理屈っぽい先生に、最近もうや〜だ〜と思うことも多い。もうこの人めんどうくさいって。でも側にいるととても気持ちがいいのはどうしてなんだろう。先生もそう思っていたらいいのに。