今日の朝は元気になっていたのは、誰か知ってるようで知らない人と浮気をする夢を見たからだろうか。あれは誰だったんだろう。近所のおじさんに思えた時もあったけど、遠目で若い人に見えた時もあった。だんなも周りにいて、ばれないかヒヤヒヤしていた。

一晩だけど違う恋をして、スッキリしていた。

ついに、手を繋いで後ろから抱きついちゃった、という関係性の人だった。後ろにはだんながいた。

 


本当に後づけだけど、休みになってよかったと思っている。

ずーっと、いつからだろう、いつからか、息が上がるような、何かに追われるような、その感情の名前は未だにわからないんだけど、宮本くんへ向かう気持ちによって引き起こされている感情だった。休みは寂しいけどほっとした。長期の休みはしんどかったけど、ほっとする部分もあった。

宮本くんの気持ちを自分に向けないと。

そんな焦りだった。ひとつの依存の形なのかもしれない。

だからお別れは辛いけど、きっと楽になるという予測もあった。わたしの全然知らないところで宮本くんがこれまでのように人間関係を築いていく、という想像でしかないことは、それなりに辛さはあるだろうけど、わたしの知っている人間たちとわたしの知らないところで人間関係が築かれていくことは苦痛があった。今はそれに苦しんでいるけど、休みに耐えることで、潜在的にあった焦燥感を意識して、それに向き合おうとしている。だから早く行きたいんだろうけど、まだ答えが見えなくて、まだ会わない方がいい、とも思ったりする。

 


ラインや電話をしたい衝動がある。

理由を探して、いよいよ切羽詰まる時を待っているような気がする。

このラインや電話は、核心に迫るつもりであると思っている。今衝動的にすることは賢明じゃないと思っていながら、抑圧されたものを解放したがっている。

 


わたしはどんな風に本心を伝えるんだろう。

大好きだとかそんな曖昧な言葉で終わらせようとしていたのが甘かったのかもしれない。

一夜でよかったのかな、わたし。

今まで築いた、仄かな日々の積み重ねを、そんなことで崩すのかな。

日々が終わる前に、デートに誘ってしまおうかなんても思う。大体が欲求不満で生理前の焦燥感でまみれた頭脳の考えることなのだ。

大体がおばさんの戯言だ。

そうやって自分に引いている。

 


宮本くんのくれた言葉や態度にすがって、幻想を見て、欲だらけになって。