今日は、ちょっとだけ話せた。

 


昼休みから掃除の時間にかけて、わたしはトイレ掃除をしていて、30分もあるので、きちんとできるのが気に入っているのだけど、あと少しで終わるところの仕上げの手すり拭きをしていたら、暴れる子が久々に荒れて保健室に連れて行かれるところに遭遇してしまった。補助がいるか微妙なところだったのだけど、迷って結局追いかけて、でもあの渡り廊下を選んでしまっている。下心があるのだ。

うまく事が片づかなくて何往復かして、下りは絶対そこを通る。全然会えないのだけど、下心が止まらないから、もうかなり変だったと思う。

保健室で他の子の対応などしてうろちょろし、中の様子を見守っていると、階段から宮本くんが来た。目もろくに合わずすれ違って、でも今日の格好は好きで、だからちょっと落ち込んでいた。

1年生を送る時間になって、特支の教室から職員室に帽子を取りに向かうと、宮本くんが階段から降りてくるところだった。わたしの前をスタスタ横切って職員室に向かう宮本くん。わたしは保健室の様子をチェックして、まだ暴れる子が過ごしているところを見た。

職員室に入ると、宮本くんはいない。やっと水を飲んでいると、宮本くんはトイレだと気づいた。帽子とアームカバーを持って行こうとするところに入ってきたけど、わたしは名札を取り忘れたことに気づいて席に戻る、宮本くんは給湯室でコーヒーか何か飲み物をとったと思う。

わたしは1年教室に向かうと、校長先生が保健室から出てきたところだった。暴れる子を主に押さえていた校長先生は、大げさに肩を傷めたような仕草をしてすれ違ったから、大丈夫ですか、と声をかけて見送った。そしたら宮本くんが後ろから来ていた。追いついてくれて、あの子暴れたんですか、と話しかけてくれた。保健室を通る前に、そう、久しぶりに、まだ中で過ごしてるんです、と小さな声で言った。わたしはアームカバーをはめながら、2人でゆっくり歩いて、どうしたんですかとかなんとか言うので、友達を蹴って、という話をして、今日は校長先生が主に押さえてくださってたから、わたしは見てただけなんですけど、と言った。宮本くんは相槌をうったりしてくれていたけど、なんて返してくれたかあんまり覚えてないな。話すのが嬉しくて。結構肩らへん傷めるんですよね、特に夏場は汗をかくから、鰻捕まえるみたいになって、そうなると余計肩とか背中とか痛くなるんですよね、という話を、ちょっとウケ狙いのつもりで言ったのだけど、心配そうなリアクションをされてしまって、不適切だったかしらと反省した。

宮本くんは階段を上がって教室に戻るので、わたしはさっと切り上げようとするのだけど、そういう時、宮本くんはいつも丁寧に接してくれる。ぞんざいにしない。階段の前でしばらく話して、どう終わったのだったか、宮本くんは上がっていった。

 


書いてて、あれ、これわたし対応したみたいだなと思った。日本語ヘタ過ぎるし、今日は雑念紛れ過ぎでしょ。

あかん。誠実に働かないと。