明日は6年支援の日。

日本一無駄な時間であり、どうにか内職できないかと思っている。文庫本とか読んだらだめかな。なんとか隣の教室に行けないだろうか。そうすると、その暴れる子が空き教室に行く選択肢を奪ってしまうからだめかな。

担任の先生と、2時間やり過ごすのがしんどいとなんとか相談して、わたしも充実した2時間を過ごしたいものだと思うのだけど。

 


朝、1時間目の授業に行くと教室は暗く空っぽで、わたしを素通りして校庭に出ていることが窓からわかって、悲しい気持ちと少しだけ怒りがこみ上げてきて、自分で引きながらも校庭に向かい、向かってたら挨拶してきて、そんなことと思いながら近づくと、天気がよかったんで理科にした、でも曇ってきちゃったみたいなこと言われて、知らんしとか思いながら、そうなんですか、支援、いらないですか?と気持ち強めに聞いた。そしたら、え、全然、一緒に見てくださいみたいなことを言うので、別に断ってくれてよかったのにと思いながら、子どもに気を逸らした。涙が出てきてしまって、困った。Sくんはちょっと離れたところで女の子と観察しており、温度計の先を触っちゃったとかで女の子を困らせていて、女子とやり取りしているのを珍しく感じながら、いつもよりにこやかに見える彼に話しかけていた。日陰から日向に移動して、先生はちょっといらいらしてるように見えた。もうわたしのせいだとしか思えなくて、遅い!と叱られる中にわたしも入りながら、走る気にもなれなかった。今度は土に埋めた温度計で温度を測る子どもたちを見つめながら、視線をずっと落としていた。今日は校庭のキンモクセイが咲いて、好きな香りが辺りに充満し、次第に晴れてきて、素敵なロケーションの中、気分はちょっと曇りで、何も考えられないでいた。Sくんがいつもより甘えた口調だった。わたしも今日は助けてもらった。

休み時間もめいっぱい使うので、いていいのか迷いながら、とりあえず次の時間になったところで先生に切り出した。対応は普通に見える。子どもと話してると近くに来ることもあったし、冷たくも感じないけど、わたしに聞いてほしいような困ったことはないし、わたしがいなくても大丈夫な先生のことは好きじゃない。いなくてもいいなんて言ってないのはわかってる、でも、それぐらいのことを言われたんだと思っている。支援が減っても何ともないし、わたしがいなければできないこともひとつもない。

 


後から思ったのは、もしかしたら黒板に、伝言でも書いてたのかもしれない。書いてないかもだけど。そんなこともあったかもしれなかった。それを確かめたいような、確かめなくても書いてないとわかるような。

 


今日はお昼にも泣いたっけな。涙が出てきちゃって。