まだムカムカしている。

自分の内々に攻撃的な気持ちを向けることにする。

 


5、6限は彫るんですかと聞いた時、どうして最初教務の先生だけを言ったのだろう。わたしが面白く思わないだろうことをなんとなく察したのだろうか。

 


一転して大嫌いになる、これは好きだということなんだろうけど、それにしてもムカつく、もっと人をムカつかせない方法があるんじゃないのと思うくらい、先生にムカついている。矛先が男の人の方にいくのも珍しい。やっぱり初めて会った日の、こいついけ好かない奴だという印象が正解だと思ったりする。

 


最初からあれに頼めよ。

わたしにわざわざワンクッション置いて、そっちの方がいいみたいなことするから、ここまでわたしの怒りを買ってるのであって、あぁ、わたしが一番嫌いなパターンなのかもしれない、月日をのせた想いも一晩で憎しみに変わるほどの。まじでどう軽蔑を見せてやろうか、そんなことを考え始めてしまってやな奴になるから、勉強とか漫画とかに向けることにする。

 


朝、いつもより早く起きて、まだ暗い中ごみ捨てに行き、早朝ランを思いつく。朝走ってみたかったのだ。考えもモヤモヤが晴れなくて、薄明るくなってきた集落を急いで走った。

 


1日だめになるのかなと、普段の日などなかなかできなかったけど、悪くなかった。夜ランはリセットという感じで、朝ランはスイッチという感じだった。でもやっぱり疲れからかゴロゴロしてしまったことが多かったように思う。

 


ブラを新調してみた。図らずも恋するブラ。

別にそういうんじゃない、バストケアしたかったのだ、なんて思春期みたいな言い訳をしている。胸の上がすっかりパカパカするので、ぴったりしたのを買いたかったのだけど、数日前からちゃんとブラをつけていたら、なんだか体が張る。ブラってすごいのかもしれない。ホルモンまで分泌させるのかもしれない。

 


あれよあれよと、あなたのことが憎くなっている。取捨選択をしてやる。あなたをいつも選ばないでやる。あれ、ここまですることかなと思ったけど、金曜国語の恨みからだから。わたしをぞんざいにした上に、あれの方を見ている。

許せない。