案の定、頭の中は先生一色。

ほんとにおかしいなぁ、嫌って、軽蔑して、関わらないと強く決めたのに、こんなことになる。

 


ずるいなぁ。

わたしのことなんてそんなに好きじゃないくせに、昨日みたいなことをする。偶然が重なったようだけど、先生がそうなるように仕向けた気もする。それも気のせいと言われればそれまでだ。

 


冬休みは11日間。

もう1日終わってしまった。

早く会いたいと思っている暇もないかもしれない。けど今日、夕方の空を見て、すでに先生に会いたいと思ってしまった。

 


もう関わらないモードの日の、眠る前だったか朝起きた時だったか、先生の大きな背中が浮かんで、惜しく思った。先生の後ろ姿が好き。大きくて、たくましい。男の人だなと思う。

 


冬休み、ちゃんと過ごしたいんだ。

子どもにもちゃんと過ごさせたい。

 


進撃の巨人の奇行種を見るべく、アマゾンプライムで一話から見始めた。一度でなく何度も挫折した巨人、がんばって3話目まで見て、結構おもしろいじゃないか、と思った。これならなんとか見れそう。先生はこれ見てるのかなぁ。奇行種のネタだけ知ってるにわかなんだろうか。いや、先生たぶん10代じゃなかったのか、これが流行りだした頃。