今日も朝一。

今日の導入では指を鳴らす先生を見た。

指鳴るんだ。サマになってて格好いいな。

 


最近の授業中では、目が合うだとか、近くにいるだとかで騒ぐことが減ったのだけど、今日は付いてる子のコンパスを先生が預かってるというので、どうしようかなと思っていたら、後ろから先生が、その子に向けて、ほら、コンパス、と渡した。その時、わたしの腕に先生の手が触れて、近くにいることが嬉しかったわたしはつい体を先生に寄せた。

黒板に何か書く時はガッツリ見れるチャンスで、しゃがんだ先生の、今日はパンツまで見えて、ガン見した。ピンクのゴムの、紺の緩めのトランクスかな、パンツを知ると、そこからあらぬ妄想が広がることも知る。

 


授業終わりに、図工の支援を獲得する。

あれは多少なりとも来るのだろうけど、いいさ。

今日は少し話す機会があり、おソノさんだ、とは思ったけど、せいぜい図書の先生に恩返ししたい。

 


明日も、明後日も。今週はたくさん入れるかな。

出ていく時にSくんが寄ってきて、もう行くのとか何とか言いながら、近くにあった黒いでっかい金庫の上の埃で落書きをし、白くなった指先をわたしにつける振りをした。それが胸元だったので、ついた気がしたわたしは払う素振りをしていると、先生がこら、ちゃんと綺麗にしなさいとSくんを捕まえにきて、わたしが胸の辺りを払っているのを見たと思う。先生には、Sくんがわたしの胸を触ったように見えたかもしれない。先生はどう思っただろうか。こいつ、先生の胸を触った、とか何とか。

 


3限、たぶん空きじゃないのに体育館に向かう先生を見て不思議に思っていた。

4限の空き、4年生の先生が白いカバーのついたスマホを持ってきて、体育館に忘れてあったという。わたしはたぶん先生のだと思った。昨日見たところだったし。もしかしてこれを探していたんじゃないかと、預かって授業が始まったばかりのクラスに持っていくと、喜んでくれたように思う。渡す時に、冷たい手が触れた。4年生の先生が体育館で見つけた、と伝えた。運んでる途中、気になって、待ち受けを見てしまった。綺麗な星空だった。電池は残り3%だったように見えた。どこの星空だろう。実際に写したものだろうか。

 


昨日スマホで最新技術を披露したのは、もしかして別のパソコンの知識があることを見せようとしたのだろうか。スクリーンセーバーの時の。そんなことを急に思った。閃きというやつだ。