夕方、今は晴れている。

生活2時間、欲丸出しで願ったら、雨が降った。

神様の判断だろう。

給食を食べ終わる頃、とんびが鳴いた。

5限目はどうかなと思ってたけど、昼休みはまだ小雨が降っていた。こりゃだめだと思ったのだ。

 


放課後、席に戻ってきた先生に、とんびが鳴いたことを言おうとしたら、わざわざこちらの席に回ってきてくれようとしたので、いやいやそんな大した話じゃないんです、と断っても、隣に来てくれた。なのでとんびの話を照れながらした。言わなくていい晴れ女の話までしちゃった。今日はほんとに余計なこと言いがちだ。休み時間とかに根が出てる子だけ呼んでさせようかな、というのでナイスアイデアだと思って頷いた。さすが先生、でも図書館で育て方を調べると銘打って子どもたちが熱心に本を読み出したあたりで、急にほんとにこれでいいのかなぁ〜みたいな弱音を吐き出したので、吐くタイミングが全く全然わからなくていつも不意打ちをくらって、一生懸命褒めるしかないんだけど、全く、何がそんなに不安になるんだろう。いつも正解はわからない。

 


図書室で、小さい頃は本を読まなかったという話をする先生。

本棚の前に陣取っていたら、近くにいてくれたし、わたしが指さした本を一瞬でチェックした。

気になってた子の話もできた。

 


今日もどっぷり、どっぷりって言った⁉︎お世話になりましたって言う先生。今日も楽しかった。

 


連日、盛り上がって血液型など大いに調べているのだけど、最近、あれの幻想に心を破られていると感じる。少し困っている。

今先生と楽しく過ごしているのはわたしなのに、サイトを読んで宮本くんの想いを想像すると、あれの幻想がちらつき、宮本くんの本心を想像してしまう。このままじゃそれが本当のことになっていく。わたしの想像は確定していくから。

 


ただただ誠実に、過ごしたいだけなのだ。