算数2時間続きの今日。
支援の間は楽しかったんだけどな。
相変わらず先生はこのごろイライラしてるような、何か理由があるんだろうか。
テストの支援も近くにきてくれた時もあったし、授業ではイライラしてる子をなだめたし、泣いた子を立ち直らせたし、うまく考えられない子を助けたし、その時にとても近くに先生は座って、体温を感じるほどで、わたしはその場から動かず、照れに耐えて側にいたのにな。授業終わりにも話したのに。
1週間を大事に過ごしたいけど、毎週木曜でこときれている。昨日は遅く寝たのに朝5時に目が覚めて、結局ずっと宮本くんのことを考えてしまった。生理も手伝って、眠かったり頭痛がしたりした。水曜から寝こんでいる。
4時間目を延長したのは、わたしのためだと思いたかったけど、教務の先生が来たあたりでズボンのこと言っちゃって、大丈夫ですって返事させちゃった。でもそれは対局的に、あとは先生がしてほしければこっちに言ってくるしかないので、わたしは楽になったのだ。先生はあの時まで面談を忘れてたのかもしれない。
面談をそれとしてたのもよくなかった。気負わないようにしているけど、きっとどこかで外に出やすい。イライラしてる子の話題が聞こえるから、わたしはクリアできることを示したかったのだ。最適な方法で示せたと思っている。
教頭先生からCDを返していただいたタイミングで、先生が現れたので、流れとしては完全だったと思うけど、借りてもらえなかった。なんでだろう、と思った。それと横並びで給食を食べるのを見るのも嫌で、わたしの前にはパーテーションがあるのも嫌で、また校庭の鉄棒に逃げた。5年生は誰もつき合わず、鬼ごっこばかりしていて、チャイム前に皆引き上げていった。わたしは逆上がりがやっと一回できた。
先生が給食を食べる間、どうしても歯磨きをしようと横を往復したけど、先生は時計を見るようなあらぬ方向を見ていた。かわいい顔して食べてたけど、ちょっとだけ憎らしいような気もした。校庭に出る時、わたしは時計を見て、先生の方を見たら先生もまた時計を見ていた。なんだろ、時計を見るふりをしてまる先生の顔色を伺う僕、みたいな感じか。それともそれと談笑しては食べる気がないことのアピールか何か。人の顔チラチラ見て。
どうして借りてくれなかったのだろう。
わたしのその欲は、先生にとっては重いものだったのかもしれない。先生にとって家族は大事なものだから、わたしの家族に踏み込むことは、先生にとって大きなことに感じたのかもしれない。
それか、教頭先生の次っぽいのがよくなかったのかもな、とも思っている。
弟の自慢、というのがよくなかった?
ズボンもだめだし、CDもだめ。それと一緒な仕事をする選択をした先生も嫌だった。
どれも本当に忘れていたのか、忘れたふりをしていたのか、どうなのかなと思う。わたしの会話を覚えてくれていないのか。って気を抜いた翌日とかに、わたしの記憶を試すようなことをしてくる率が高い気がするから、わたしだって全部忘れてやるさ。知らないよ、先生のことなんか。わたしの話なんか聞いてないんだな。
下校もなんだか顔を合わせないようにしてるように見えた。
図書支援の先生にCDを貸して、CD貸しオバさんと化す。
気を抜きながら日誌を書いていたら、29分ぐらいに先生が入ってきて、教務の先生に30分から面談よね、といなされていた。ふーんそうなのかと思いながら確か先生を見た、先生と目が合ったような気がした、あまり覚えていない。でもわたしの目を覗きこむような見方をされた覚えがある。もう行ったかなと辺りを見回すと、まだ手洗い場らへんにいて、それも目が合ったような気がする。それからもまだ給湯室とかをウロウロしていた。でもいつの間にかいなくなっていた。
ほんまにあいつは。明日音楽どうなるんだろう。
算数とかになるパターンもありうる。
わたしのテンションは治るだろうか。
先生のテンションは。
とりあえず明日は、今日迷惑かけただろうから、触らぬ神に祟られないようにする。
今度あのジャージ着てきても、もう触れないでいいし、その方が気楽だ。
あんなやつ、もう構わないでおく。
わたしの弟の楽曲をバカにしやがって。
もしかしてそれは大きいのかな、わたしが涙ぐむ理由。
明日お菓子置いといてくれたって、許さないし、置いとかなかったらもっと許さないし、もう明日は笑ってやらない。支援はちゃんとするから、必要以上に構わないでほしい。
後になってめちゃくちゃ腹立ってきたけど、大事な弟なので、百歩譲って万が一ヤキモチなら許す。
大体が迷惑なおばさんだから。
今朝も思い出したのは先輩だから。
先輩は永遠にわたしより1こ上だから。
わたしのことを可愛いで扱ってくれる存在だから。
子どもみたいなあなたなんて知らない。
子どもを苦しめて愚かな人間と愚かな策を考えればいい。わたしは見た分だけ助けるだけだから、せいぜい知能の低いことしてればいいさ。