今日はなんだか何が何でもおしゃれをしていきたい気分になって、おしゃれといってもユニクロとかだけど、買ったばかりのパンツがベージュのTシャツに合ったので着ていったら、思いの外好評だったみたいだった。

朝一校長先生の好意的な視線を感じ、事務員さんが寄って話しかけてきたりしたので、これは先生にも受け入れてもらえるかもしれないと、でも支援は入らない気でいた。

1時間目が終わって確認すると、2時間目はいらないと言われ先生のクラスぐらいしか入れないのもチェックしてあって、思いきって話しにいった。

 


先生は青いピタッとしたポロシャツを着ており、わたしの昨日の青Tの影響であると思いたい。一回スルーされかけたようなからの、近づいて先生と声をかけると、おはようございますと返してくれた。次急に空いてしまって、入ってもいいですかと聞いたら、おおとか何か言って謎の笑いをして承諾してくれたような。何の笑いだったんだろう。よく来るなって?格好がよかった、とか?

教室に入っても挨拶なしだし。というのは、さっき先生たちは挨拶を交わしてるからなの?

姉の漢字の時に、お姉ちゃんの話をしてくれた先生。遠回しなのか、純粋にわたしには向けていないのか。でも久しぶりの家族の話、聞けて嬉しかった。

今日のハイライトは、隣の席の子どものノートを褒めていたら、ガバッと近くにきて丸つけをしていったこと。腕がわたしの横に置かれ、わたしはその距離を喜んだ。いつもながら、この教室で2人の先生がやたら近づいてる時に、誰かに見られたらどうしようかなと思うのだ。なんか変じゃないか。なんか変だと思われたらダメなのだ。すぐ引き離されちゃうから。

それに意味のないことも随分学習した。

わたしにはこの日々を楽しむことが最善なのだ。

 


パーテーション。わたしと宮本くんの机の間に置かれていて邪魔なのだけど、考えようによっては、ちりとてちんの主人公たちは壁一枚の隔たりを破壊して抱き合い、潮騒の主人公たちは火を飛び越えてこいと発破をかけた。壁とは壊すものなのだ。会いたいという気持ちの起爆剤になる。そのことに気づいて、校長先生は裏目に出てるんじゃないか、もしかすると思わぬ燃料になるのではないかと思ったりした。

 


嬉しかったのが、飴。

いちごは食べてあって、ぶどうを机の上にちょんと乗せてあった。飾るみたいにしてくれてるのはかなり嬉しい。