今日も素敵な1日だった。

Sくんにちゃんと手紙を書き、すごいタイミングよく渡せた。幸先のいいスタート。

 


結局、先生からはお返しをもらうことなく、わたしのホワイトデーは終わったのだけど、ラインも16時現在まで開かれることなく、また夜にやりとりできるのかなぁと思ったりしている。昨晩は幸せな時間だったなぁ。

 


朝、なんだろ、わたしが声をかけるまで無視するスタイルなのかな、あんまり目が合わないのでおはようございます、と声をかけてみた。返してなかったのが気まずかったとか、そんな神経の持ち主じゃなかったよね⁉︎ 先生は普通に笑って返してくれた。

 


受付でやってくるのを待って、先生は目を合わせていった。もしかしたらわたしの気迫が凄かったのかもしれない。

 


受付で最後に入ろうとしたら、先生は外で立っていた。わたしが中に入ったら、先生も一緒に入って閉めてくれた。待っていてくれたのかと嬉しかった。後からまだ人が続いたんだけどね。

 


例年苦手だった写真撮影会は、今年は全然始まらず、その理由はわたしにはわからないけど、宮本くんは適度に写真を撮り、被写体になることはなく、先生たちは割とあっさり引き下がり、宮本くんは上に片づけに上がった。わたしは校長先生に呼び止められ、1人で写してくれと言われるのを遂行していた。ひとしきり撮ったら、わたしも撮りたかったけどスマホを持ってきてないんですよね、と言うと、校長先生が撮ってくれるという。まぁツーショットになるよね、と校長先生は上にいた先生を呼び、ナイス校長、と思いつつ、校長とわたしを撮ってくれる宮本くんは少しムッとしているようにわたしには見え、それがしばらく可愛くて辛かった。縦と横で撮ってくれという校長先生に、横で撮ってますと感じ悪い宮本くんが可愛いかった。その間一切わたしの方を見なかったしね。

終わって、思いきって宮本先生とも撮りたいです、と言った。スマホ持ってきてないから、校長ので撮ってくれということだ。わたしだから言えるセリフだぜ。ていうか失礼すぎるから、明日ちゃんとお礼を言わなくては。

先生は上がってきてくれて、大きな生花を間に撮ってもらった。どうか綺麗に撮れてるといいなぁ。でも本当は、花も挟まないで先生とくっついて撮りたいのだけど。

撮りおわってから、先生はわたしに、来年度はまだわからないんですよねと聞いてくれた。わたしは多少喜んで、そうなんです、と元気よく返事した。先生はそれには大して応えないで離れるので、先生は、とわたしも聞きかけて、やっぱり聞きたくないし、先生に教えてもらえないのも寂しいなと思って、会話を半端にした。

撮影が終わると校長先生はさっさと戻っていって、三脚のついた一眼レフが置いてあって、降りてきた先生は他にも荷物を持っていたから、持ちますかと言ったら喜んでくれた。

職員室に入る直前、校長先生に撮ってくれって言われたんだと言い訳みたいにつぶやいたのは、何を聞かれたんだったか。入るともう着席の雰囲気で、わたしは先生のカメラを持ち、訳あり顔で戻ってしまったしょうもないわたし。でも先生の手伝いをするのはわたしといった感じが気に入ったのだ。

 


片づけの時はいろいろ不在になる先生にも慣れ、わたしも好きに動いていたけど、今日のひと仕事は終わっていたので気分が軽かった。

 


放課後の打ち合わせも、もう少し時間が取れていたらよかったけど、15時半まで一緒にいれたのだ。主任の先生のおかげ。

 


さすが今日占い2位と3位だぜ。

 


先生が向かい側でごくりと唾を飲み込む音を聞いたり、息を吸う音を聞いたり、広げた股から綺麗に筋肉がついた肢体を何度か盗み見たり、一方で必死に頭をつかいながら、二度ほど2人きりになった部屋で静かに相談したり、わたしには30分が短すぎて、先生と飽くまで一緒にいたいものだと思っていた。

 


ラインは22時ごろに開かれたけど、今夜は返ってこなかった。わたしも睡眠不足を解消しよう。