先生に対して疲れたと思うのは、わたしの中の話であって、先生はきっと何も感じていない。

金曜日。疲れている。昨日は割とよく眠れた。やっぱり朝方はずっと先生のことを考えているのだけど。少し心配になった。元気で働けてるだろうかって。

先生に頼られたいから何かアクションを起こしたくなるけど、選択権は先生にあるのだ。先生が誰を頼ろうと、どう頼ろうと、もしかしてわたしを頼りたいと思う瞬間があっても、それを行動にうつすのは先生だし、そこをわたしがどうにか操作しようなんて思いが間違っているのだ。頼りたかったら先生から寄ってくるさ。

 


先生に期待されてると思うのが疲れの原因になっている。渓流の里事件は、ショックと共にわたしの解放だったのだ。

 


おとといの給食の時間は、まだ先生は大きなことだと思っていなかったんじゃないかな。わたしへの対応はやっぱり普通だった。もしかしてたくさん先生が集まっていたのかもしれないけど、ちょっとまずかったかなぐらいに思っていたのかもしれない。

 


昨日は2回すれ違った。

昼休みにすれ違った時、挨拶は元気な声でしてくれたけど、目があっちを向いてしまっていた。わたしはそれを見て悲しい気持ちになったけど、まぁ、感情を表現されているのかと思うようにした。わたしのせいだと思ってるのかな。なんて感じたりした。

もうひとつはKくんの下駄箱についていった時。美容室に行こうとしていた退勤3分前だったから少し慌てて腕時計を見ていた、その時2年生の下駄箱まで出てきた先生と出くわして、先生はわたしを見て、ぱっと目をそらしたような気がした。そんなに嫌味なく。照れ、というか、好意的な目そらしというか、願望が入ってるのかもしれないけど。先生は子どもたちを見送っているばかりだった。

 


月曜は元気になってるかなぁ。わたしへの対応は普通にしてくれるだろうか。元々、最近はなんか一線引いた感じだったけど。あれもちょっと元気を奪うんだよな。期待があるからだな。

 


時間延長の話。楽しみだなぁ。いつ頃からかなぁ。なんだかんだ一次試験後からだとちょうどいいかな。

 


今日は貴重な毎日のうちの1日を、ほんとうに体を休めることに使っている。大事な時間。

欲しかった服の在庫が復活してたし、セールだしで買っちゃった。あんまり出番ないかもだけど、あんまり持ってたことないタイプで、どうしても欲しかった。

 


ちょっと前までは、わたしのことやっぱり好きかもと盛り上がっていたんだけどなぁ。やっぱりCD拒否は大きかったかなぁ、わたしの中で。それとも先生の中で。

 


「そこまで好きじゃない」ずっとその呪いにかかっている。宮本くんから伝わってくるのは、それ。そうじゃない時もある。でもその時もある。

 


今晩もしかして電話がかかってくるんじゃないかと妄想したら、1日だらだらした顔を洗ってメイクしていた。バレエのお迎えを待つ間、会えたりしないかなって思ったら少し体が動いた。わたしに必要だったのは妄想の時間?

とりあえずユニクロ行って、必要な服を買ってきたい。

 


たぶんわたしがしたいのは、ゆっくり宮本くんと話すこと。先生と時間をとりたい。わたしの一方的な思いだろうか。たぶんそれが欲しい。と、この1日休養で思ったこと。

 


ユニクロが長引いて、妄想がリアルになる準備ができる。あと30分。連絡はこない。当たり前なんだけど、それでも話をしたかった。

歳をとった醜いわたし。現実と理想のギャップ。

それでも、グッと綺麗に見える時はまだあり、僅かな期待をしてしまう。

それ以外、する気にならない。パンすら買いに行くことができない。